ドラマ「獣になれない私たち」第2話の感想。「脳が発達して考える力が増すほど、直感はあいまいになっていく。」



「逃げ恥」の脚本家とキャストが描く、大人の恋愛ドラマ、ということで、ちょっと期待して観ています。


第1話、そして第2話、までみての感想になります。


あ、その前に、第2話で気になったセリフ。




「『鐘の音はどんな音ですか?』
 ほら、呉羽が恋に落ちた時。」

「世界がぱーと明るくなって
 鐘の音が響き渡る。」

「どんな?」

「あれだ、聖アンドレ?アンデレ?
 教会の鐘の音。」

「どこ?それ?
 音声あるか、検索。」

「スマホで聞いても分かんない。
 頭のなか全体で鳴るというか
 こう、周囲ぐるーっと鐘全体に包まれる感じ?
 サラウンド?
 5.1チャンネル?
 君も頭の中で鳴らしたまえ。」

「俺の時は鳴った?」

「鳴ってないね、そういえば。
 でも恒星のことはフンワリと好きだったよ。」


「ふんわり」ってなんだよっ!って思わず突っ込んでしまいました。
このドラマ、こういったポンポンとしたセリフ遊びのようなものがいいですね。
楽しめます。





「プライド?
 そんなものは捨てて、私には会社のこの家族を守る責任があるんです。」

「会社も家族も自分が好きで背負ったんでしょ?
 今度は背負えないから助けろ?
 勝手な話ですね」

「そんな言い方ないと思う」

ここで、ガッキー登場。

「その時そうするしかなくて、それがベストだと思って
 背負ってしまうことだってあると思います。
 土下座だってしたくてする人なんていません。」

「俺はね、
 相応な人間なんで、
 背負えないものは背負わないし、
 口先だけで大丈夫なんとかなるとかいってるやつが一番嫌いなんだよ。
 同情で引き受けて裁判沙汰になっても責任とれるんですか?

 不正をしなきゃ残せない会社なんて潰したほうがいい。

 あのね、悪事を働くにも甲斐性が必要なんですよ。
 赤字を一年で解消できますか?
 もしできなかったら来年を再来年もずっと粉飾を続けなければならない。
 大事な妻子抱えていつばれるか毎日怯えながら暮らすんですよ?
 そっちのほうが地獄だと思いません?
 会社を畳む手伝いならやってもいいです。」



「どっちか選ぶなんて簡単だろう」

「選べないことだってあると思う」

「選べない奴は選ぶ気がないんだよ」










松田龍平は世間をちょっと覚めた感じでみた発言が多いけど、まあそれなりに理解できる(気がする)。

ていうか、松田龍平のキャラって、どのドラマみても同じようなのが多いと感じるのは、私だけ??





「白楽の教会だって。
 そこの鐘と同じ音がするって。」

「ぐぐれば聞けるかな?」

「普通調べるよね。
 そういうことじゃないって。
 呉羽に怒られた。」

「白楽ってとこでしたっけ?」

「ぐぐれば?」


ナイスなキャッチボール。




「人間は進化の過程でいろんな能力を失ったわけですよ。
 脳が発達して考える力が増すほど
 直感はあいまいになっていく。」

「それって進化?」

「鐘の音を聞く能力を失ったと考えれば、退化」


なかなか意味深ですね。





「先週はああ言いましたが
 破産意外にも道はあります。」

「二度と脚を踏み外さないように。
 一度脚を滑らせたらおしまいです。」


最後の最後で、松田龍平が、実はいい人キャラ?と思ったのもつかの間。

最後、数百万円の札束を渡されて、なにかよからぬことを頼まれている(強要?)されているシーンで終わりました。


それと、新垣結衣と田中圭の関係、そして田中圭の元彼女、さらには、新垣結衣の職場の新人君(彼、仮面ライダービルドの犬飼貴丈ですね!)など、新垣結衣のまわりも気になりますね。


あと、新垣結衣の職場の、女性の営業さんもどこかでみたなー、という方がいました。


伊藤沙莉さん。

以前みていたドラマでも良い味だしていました。



「いつまでも白い羽根」最終話の感想。「あなたの羽は何色ですか?」
https://40saiguraino.blogspot.com/2018/05/blog-post_29.html
40歳ぐらいの雑談系日記








このドラマ、しばらくは見続けるつもりです。


続く。



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