以前からやってみたいと思っていた「異名義移管(株式贈与)」を、ようやく申請、そして完了しましたので、こちらにまとめておこうと思います。
ちなみに、未成年の証券口座の開設から考えると、マイナンバーカードの取得も必要でしたので、結構、長い道のりでした。。。
目標
親から子供への株式贈与。
事前にやったこと。
1.SBI証券に未成年口座を開設。
(手続きを簡単にするため、親と同じSBI証券を選びました。)
「特定口座(源泉徴収あり)」にしましたが、「源泉徴収なし」でもよかったかな?と未だに迷っています。
実はこちらの開設が非常に時間がかかりました。
まずは、マイナンバーカード、仮カードしかなかったので、写真をとって、スマホで申込したのですが、役所での受け取るまで、3か月はかかりました。
さらに、SBI証券との書類のやりとりで、記載ミス等の修正があり、3-4回は往復していますので、非常に時間がかかりました。
何度、途中でくじけそうと思ったことか。。。。
なお、ジュニアNISAも同時に申込ができるようでしたが、申請には時間がかかるようでしたので、特定口座だけで十分な方はジュニアNISAのほうはあえて申請しないでもよいかと思います。
2.銀行にも未成年口座を開設。
(即時決済を考えると、ゆうちょ、楽天銀行あたりが使い勝手が良いかと思います。)
証券口座への入金は「本人名義」で、というルールがあるようですので、一応、用意しました。
当初は、親名義の銀行口座から、未成年の証券口座に、直接の振込、ただし、振込時に「名前」を子供に変更してみようかと思っていましたが、万が一のことを考えて、やめました。
私はネット申込ができる銀行を選んだので、申込から開設完了の案内まで、たしか1週間ほど、そしてそれから数日後にはカードを受け取ることができました。
証券会社に比べると、迷う点もなく、非常にスムーズな作業でした。
さて、ここまでが事前準備。
そしてこれからが本番です。
SBI証券で異名義移管をやってみよう!
1.x月18日、SBI証券に書類の申請の電話
なんと電話連絡です。
しかも受付時間が決まっていますので、24時間対応ではありません。
書類の申請ぐらい、ネットでやらせてよ、と思いましたが、あえて敷居を高くしているのでしょうか?と勘ぐってしまいます。
2.x月20日、必要書類がたくさん届くので、記入。
本当に、たくさん届きます。
3.x月26日、必要書類の返送。
親から子への異名義移管で必要だった書類は以下3種類です。
*移管相続上場株式等(贈与・相続・遺贈)移管依頼書
*贈与届(兼 移管依頼書 及び 委任状)
*贈与契約書(コピー)
なお、証券口座の開設時には住民票が必要だったので、念のため今回も住民票を取得していおいたのですが、不要でした。
また、上記書類には、受取人のとこにも「捺印」を求められている箇所が複数ありましたが、すべて親の印鑑で処理しました。
(もちろん、印鑑登録証明も不要です。)
4.x月5日、未成年口座に反映されていることを確認。
書類の返送から1週間程度かかると言われていたので、そろそろかな?と思い、SBI証券の親口座を確認すると、移管対象の株がごっそりと消えていました。
これはもしや!と思い、未成年口座にログインすると。。。。移管されていました。
どうやら、取得価格は引継ぎされているようですね。
まとめ。
さて、今回は株式の移管をやってみましたが、投資信託の移管もできるようですので、来年は投資申請の移管にも挑戦してみようかと思っています。
さて、投資信託について、今後の方針を整理する目的で、以下にまとておきたいと思います。
方針1.贈与税の基礎控除額(年額110万円)を意識して、未成年口座に入金し、特定口座で投資信託を積立。
インデックスで、S&P500、先進国、全世界(オールカントリー)で迷いましたが、負けないこと、ただしリターンが低いのは避けない、ということで、いろいろと考えて、先進国にしました。
ちなみに、全世界(日本除く)という選択肢も悪くないとは思ったのですが、子供の長期投資ということで、新興国は不要、と判断しています。
方針2.個別株の配当所得は節税(年額33万円以下なので十分でしょう)した分も含めて、投資信託に追加で積み立て。
さて、未成年口座の節税を考えると、長期とはいいつつ、一部は節税期間での利確も考える必要があるかな?とも思っています。
こちらはおいおい考えていく必要があります。
今日はここまで。
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