キヤノン(7751)の株価が本日大幅に急落しました。
まあ、原因ははっきりしていまして、前日に発表された上半期決算が「非常に」悪かったためです。
大幅な営業赤字、そして中間期配当は80円から40円に減配です。
なんだ、無配ではないのか、それなら一時的なものでそれほど悲観することはないだろう、と思われた方!
実は、キヤノンは、1991年から30期もの間、減配をしていませんでした。
連続ではありませんが、配当維持または増配を繰り返し、1991年の年間配当8.3円から2019年の160円までを考えると、約30年間で、実に19倍以上もの増配でした。
その長き歴史にとうとう幕を下ろしたというわけです。
ちなみに、年初来安値と書きましたが、20年来の安値でもあります。これにも驚きました。
というわけで、今日のキヤノンのニュースは、高配当狙いの方にとっては、非常にショックなものだったと思われます。
他の銘柄で特に怪しいのは、最近だとJT株ですかね。
なんといっても、配当利率が8%を超えています。
ただ、こちらは株主が日本国ですから、減配はないだろう、とはなんとなく思います。
ちなみに、私はJTの配当は気になりつつも一度も投資はしたことがありません。
理由はここでは書きませんが。
というわけで、投資先は、よく考える必要があると感じた一日でした。
(今年になって買い始めた三菱商事は大丈夫、だよね?とちょっと心配になっております。)
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