ドラマ「高嶺の花 」第9話の感想。「お父さん、ですよね?」




次回(第10回)が最終回ということで、最終回の動向を少しづつ匂わせながら、盛り上がってきました。



「えー、中高の親友で、
 唯一の親友。
 日育病院グループのお嬢様で
 優秀な脳外科医の。。。」

「新庄千秋大先生でしょ?

 ただ振ったにも関わらず
 全然未練残しているていだから
 マジで?ももがそんなに気になる町のチャリンコ屋ってのを
 この目で拝もうかって
 友情半分、興味半分で。
 メガネに安服で、車借りて
 なんの変身ゲームだよ。」

「で、感想は?」

「あー、面白いね。
 ハンナ・アレント読む
 クマのぬいぐるみ。
 何ならチャーミングで。
 惚れちゃいそう。


なんと、後半から登場した、香里奈、出来レースだったとは!!!

しかし、その香里奈が、ぷーさんのことをちょっと興味持ってきてしまった!!!

こりゃ、面白い。


ところで、香里奈はこの役、適任だと思う。
この配役考えた一人はすごいね。




「季節。
 色。
 高さ。」




「芸術に色恋は
 最悪の組み合わせなの。」

「組み合わせ?
 トマトにケチャップかけて食うような女が?」

「彼が我を忘れて
 私にのしかかってきたらゲームオーバーって。」

「やっぱりその程度の男だったって
 あの人のこと嫌いになって
 綺麗に忘れられる。」

「ハニートラップかー。
 引っかからない男なんているのかな?」

「引っかかってくれたら
 今度こそ華道に向き合える。」






「わたしの自惚れを戒めようと?」

「それこそ意味不明だね。
 底知れぬ自惚れこそが
 我々を支えている。

おぉ、自覚している。
これこそが、神宮兵馬の強さなのか!



「他言するではないぞ。
 娘ではないのだ。
 ももは、私の本当の娘ではない。」





「バタークッキー?
 何が女子力よ?
 私がどれだけ料理うまいか。」

笑、あなたはどう転んで欲しいんだ!!


「ももちゃんのことは未練ある?」

「あるあるでしょ?
 あるあるある!」

「あるわけないだろ。
 だから、住んでる世界が違うんだって。」



「もも様、実はマンションのエントランスに。。。」

「なにこれ?
 生け花のつもり?」

『始めたてですが
 なかなか楽しいです。直人』

「は?
 初心に帰れとでも言いたいわけ?
 ナメてんのか!素人が!
 クッキー美味しいね、じゃねえんだよ、バカが!」




「私はなにも変わらない。
 たとえ、君には破れたとしてもね。

 高い峰の頂は
 なにも背負わず、なにも支えない。
 ただ風が吹いているだけだ。」





「心理学の本、たくさん借りられてますよね?
 最終的にどの本にも書いているじゃないですか。
 あなたが悪いんじゃないって。
 あなたが悪いんじゃない。」


「自分も母親のように
 毒親になるんじゃないかって
 だから子供つくるのが怖いって、
 そういうことですよね?
 
 大丈夫です。
 あなたごと守れる
 あなたの父親ともなれる人が
 必ず現れますよ。
 それにあなたが子供を望まないなら
 それでいい、それでも構わないって男性も。」

 都合いいわけじゃないです。
 あなたを愛してるだけですよ。」


「ヤベエ、クマのぬいぐるみ。
 まじ惚れそう。」



ミイラとりがミイラになった。(ちょっと違うか?)




「かわいそう。
 あなたも亜流だ、いや亜流ですらない。
 俺みたいな腹違いではなく
 タネさえ違うから。

 月島の家元の娘ではないのさ。
 あんたは母親がどこぞの男とつくっちまった子供だ。」

とうとう、石原さとみが知ってしまった!?


というか、千葉雄大は、どこからこの情報を入手したのだろう?
戸田菜穂は知らなかったみたいだし、ひょっとして、家元が漏らした?

そうだとしたら、「他言無用!」とか言いながら、自分から言いふらしているじゃん!!!




今日の、ぷーさんポエム(名言)は、こちら。


「悪口を言うやつは無視していい。
 毒を吐く人は自分も毒を吸っている。
 そっち側にまわったら最後。
 全ては色あせてしまうんだ。
 自分の中に芯を作ろう。
 それが鉛筆みたいに細い芯でも。
 それさえあれば描けるんだ。
 やりたいことは全部。
 世界で君はひとりだけ。
 超激レア。
 たった一人の君。
 たった一人の俺。」


「それって、ぷーさん、自分に書いてるんだね。」

「立派な人の名言は
 心に余裕のあるやつにしか届かない。
 だからお前が言うなって思いながら
 ダメな俺がもう一人のダメな俺に言ってるんだ。」












「手が震えるのは心の問題。
 本当はお家元も見えなくなったから。
 もう一人の自分。
 残念だけど、一度消えたら二度と見えることはないらしい。
 色恋を捨てて
 罪悪感を抱いて生きても
 もう二度と取り戻すことはできない。」

「わたしはお家元の娘ではないんですね?」

「私は咬ませ犬?
 ななの力を引き出すための。」

「どう思う?」

「どうも、思わない。不思議に。
 怒ったり、悲しんだりじゃない。
 お家元も気持ちを考えたら
 感謝の思いの方が強いんです。

 ありがとうございました。」






「どうして。。。こんな時でも
 お花に囲まれてたいの?」




そして、いつものスナックで、荒れちゃいます!


「なかなかスジがよろしい。」

「あ、そうですか。センスありますか?」

「ねえよ、
 そんな簡単に生けられたら、
 商売上がったりだっての。

 もう花がかわいそう。
 花はね、そのままで美しいのよ?
 もっと綺麗にしてあげられないんだったら
 花に触る資格なんてないの。

 女がだってそうよ?
 付き合って、最近綺麗なったねー、って言われないんだったら
 汚い手で触るんじゃねえっつうの!」

「家元の娘じゃなかったの。
 私が一番嫌いな浮気。
 
 でもさ、プーさん的にはハードルが下がって良かったんじゃない?
 高嶺の花なんかじゃなくて、そこらへんの道端の草だったわけだからさ?」


「高嶺の花」<=>「道端の草」



「男なんてね、世の中にね、腐るほどいるの、35億。」


そう思うと、なんだか、まだ明るい未来が待っているような気もするね。
気もするけど。。。。?






「分配しませんか?
 彼女の、痛みの分配です。
 あなたと俺で。」

「私は当然その役目が。」

お父さんですよね?
 あなたが本当のお父さんではありませんか?」


おっと、驚いた!


「アイデンティティの危機ですから。
 出自が分からないのは衝撃です。
 もし父親なら
 名乗り出られたほうが。。。」



こちらは、千葉雄大VSもも。

「血が繋がっていない?
 関係ない。
 私にとってお姉ちゃんはお姉ちゃんだから。
 私はあなたといくと決めたの。」

「私に憎まれたくなかったのよ。
 嫌われたくなかった。」

「汚したくなかった。
 汚したくなかった。
 くそ、信じきったような顔しやがって。
 俺みてえなやつ、まっすぐな目で見やがって。
 なにも知らねえ、バカお嬢様がよ!
 悪い男に騙される、典型の箱入りかよ。」

「今も。
 今も、まっすぐに見てるよ。
 今日は帰らない。
 心配しないで。
 汚れたり、穢れたりしない。
 逆にあなたを戻してあげる。
 元の、綺麗なあなたに。」


なんと、なながそんな選択をするとは。。。




「最低なのは、私です。
 あの頃、後ろ生けに、あなたと同じように悩まれていたお家元は
 その原因が
 千恵子様だと思われました。
 千恵子様を愛し
 自分は腑抜けになってしまったと
 つらく当たられました
 例えばあなたが風間くんを
 どうしようもなく痛めつけてしまったように。
 傷つけて遠ざけた。
 千恵子様は寂しくて
 不安で
 そのことを
 同時の本部長に相談していました。
 それでいつしか、それで。。。」

「あなたなのね。」

「出てって。
 私の前にもう、二度と現れないで。
 わたしには父親はいない。」


とうとう、父親が明らかになった。



「なにか煮え切らない関係って
 わたし苦手で。
 私、あなたといると落ち着くの。」

「やっぱいクビレみせてんのかよ!」





そして、いつもの、ぷーさんの母親の名言シリーズ。


「寂しいって感情は敵よね。
 そういう時って、魔が差しちゃう。
 近くで優しくしてくれる相手に流されちゃう。
 ぽっかり空いて寂しいって。」



「私なら、
 プーさんのこと分かってあげられる。
 好きな人に
 意地悪したり、辛い思いなんてさせない。」


「千秋さん。。。」


「そっか、別に責められないんだ。
 だって私優しくなかったもん。
 ひどいことして、また甘えて。。。
 自業自得だ。」


「俺。。。」


「素直になりたいよ。
 私だって
 素直に。。。」


香里奈とぷーさん、どうなる!?

って、このドラマの流れからいって、2人はなにもないのは明らかでしょう。

ただ、そこは野島伸司。ひょっとしたら、ひょっとして。。。!?


次回、とうとう最終回!!



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