ドラマ「チア ダン」第6話の感想。「どこまでも高く飛べ、Rockets」




「今日、俺、ちゃんと笑えてたか?」



「簡単に手に入れられる夢なんてない。
 流した汗も、こぼした涙も、
 報われんことがある。
 神様は、時に。。。
 残酷や。」



「お姉ちゃんの見た目は天使やけど、
 中身は悪魔やー」



「パパ、もう先生もできないかもって。
 パパ、バカや。ドジや。」





「どんな存在なの?お父さんって?」

「うーん、9割ウザくて、1割。。。いないと寂しいかな。」


父親にとって、このセリフはグサリときた。。。




「廃部になるんか?チアダンス部。
 お父さんが、どんな結論だしたとしても責めたりしない。
 お父さんにはお父さんの立場があるの分かってるし。
 どうなっても、私、チアダンス部に入って良かったと思ってる。」

さすが、委員長。


「私の、小さい頃から、自分でやりたいと思ってやったことなんて、
 一つもなかったんや。
 日舞も親に言われたまま。
 嬉しかった。
 わかばにチアダンス部に入らないか?と誘われた時。
 初めてやったんや、
 自分から一歩踏み出したの。
 私、前より笑えてるやろ?」




「今日来たのは、これ、渡したくて。
 あの人のRocketsへの想いがつまってるから。」


「JETSのダンスはなぜ僕たちの心を掴むのか?
 それは技術の高さだけではない。
 JETSのダンスには、本物のチアスピリットがあふれているからだ。
 誰かを励まし、いつも前向きで明るい踊りは、
 僕らRocketsが目指す理想の踊りだ。





「わかば、おまえすごい不細工になっているぞ。」

「だって、泣いたらあかんもん。。。
 チアは、泣いたらダメなんやよ。
 どんな時も、笑顔で、みんなを応援して、
 そんで。。」

「分かってないのは、お前じゃ、アホ」

「本当の笑顔ではないと、意味ないだろ。
 嘘の笑顔で踊っても、誰も感動せんでな。
 泣きたいときは、泣いたらいい。
 そしたらまた笑える時がくる。」


この幼馴染の関係もいいね。
大切。



「太郎先生は、すぐにはRocketsには戻ってこれんと思う。
 ケガの状態は深刻で、リハビリもあと数か月はかかるって。
 このノート、みんなに読んで欲しいんや。
 先生の思いがつまってるで。」


「それから、これは先生からRocketsへのプレゼントとやって。」


『日本一分かりやすい、チアダン図鑑』



「それ描いているときの、太郎さん、
 すっごく楽しそうやったんよ。」

「先生、毎晩毎晩、描いていたんだって。
 自分はチアの技術は教えられないでって。」




教頭先生が漆戸先生を訪れる。

「Rocketsは今、存続の危機なんです。
 潰すか、残すか、全ては私の一存にかかっています。
 それで、あの、瀬戸先生に聞きたいことがあって。
 先生は、なんで教師をやっているんや?
 あんた、2年前に教師を辞めようと思ったんやろ?」

「僕は、僕は確かに一度、教師という職業に挫折しました。
 負けたんです。
 教師に復帰しても不安で。。。。
 自信がなくて、
 正直、最初は逃げ出したかったんです。
 でも、あの子たちをみているうちに、
 少しづつ変わっていって、
 あの子たちはいっつも失敗ばっかりで、
 人に言わせれば、とんでもなくバカで、
 無謀なことをしています。
 でも、彼女たちはどんな時も奇跡を信じて、
 前に進んでいこうとするんです。
 だから僕も
 もう何があっても逃げるのはよそうと。

 僕は。。。彼女たちがどこまでも
 望むだけ高く飛べるように
 手助けしたいんです。
 あの子たちの夢が、僕の夢なので。
 それで教師をしています。









「みんな踊ってる。。。でも。。」

「うん、泣いたら減点や。」

「先生!」

「待ってるでの!
 先生のこと、やで、頑張れ!」

「リハビリ、頑張らんとなー」


頑張れ、みんな!!!



『いつだって人は変われる!』

『夢は叶う!!』

『どこまでも高く飛べ、Rockets!!!』





「ちょっといいか?
 私たちを、チアダンス部に入部させてください。
 お願いします。

 今まで、いろいろいじわるして
 勝手なのは分かってる。
 でも、この思いに嘘はないで。」

なんとー!

とうとう、夢にまでみた。。。。一緒に踊れるじゃん!!!!



「私は、みんなと、、一緒に踊りたい
 踊ってみたい!」

「ほんとに、20人になっちゃったよ!」





「チアダンス部は廃部にさせません!
 Rocketsは20人で全米制覇を目指します!

 20人になったんです、私たち。
 こらからも私たちにチアダンス部の活動をさせてください!
 お願いします!」

「顧問は誰がするんや!」

「確かにおっしゃるとおり
 たしかに顧問なしでは部活は継続できません。
 ということで。。。。

 私がやります、顧問代理。。。


「え?」

「なんて?」

「私、櫻井伸介がチアダンス部の顧問代理です」


「私の管理のもとチアダンス部のRocketsは
 これからも打倒JETS、そして、
 全米制覇を、目指します!」

「ええー!」

「嘘やろ?」

「遊びじゃない。
 あなた、なにが全米制覇だ。
 学校は遊び場じゃない。」

「橘さん、いいんでないですか?
 もう少しこの子達に夢を追いかけさせてあげても。」

「私もよく、考えたら、うちの子が
 自分からなにかをやりたい言うたんは
 初めてやった。」




「仕方ないです。
 先生方みなさん忙しいですし。
 でも私は漆戸先生みたいに
 愛されることはないでしょうけど。
 自分でも分かってるんです
 らしくないことをしたのは。
 いや、自覚はしてますは。。。」

「いいえ、生徒想いの桜井先生らしいですよ」




「とうちゃーく!
 先生!

 Rocketsは、ちょっとピンチだったけど、
 もう心配いらんでのー!
 しかもー、せーの、
 部員が増えたでのー!
 20人で全米目指すでー!

 はよう!帰ってこい!太郎!
 せんせーい!



今日も素晴らしい回でした。

泣けてくる。。。


頑張れ、Rockets、そして太郎!

おしまい。



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