ドラマ「高嶺の花 」第5話の感想。「嘘と裏切り。」



さすが、野島伸司ドラマ、展開が全く読めませんねー。


「プーさんもすごいよ」

「ちょっと待って、そっちの話じゃない。
 私の正体知ってもびびらなかったでしょ?」

「驚きましたよ、そりゃあ。
 深窓の令嬢。
 一般庶民が会うことも話すこともない。
 本物のお嬢様。」

「驚いたけどビビらなかった。
 なに?バカなの?鈍感力?
 まだ、ピンときてないだけ?」

「あなたは自分で言ってましたけど
 俺もズーと思ってましたから。
 ほら、高嶺の華って。
 それはあなたがどんな家柄とかじゃないんです。
 違うものがみえているんですよね。
 とても高い場所に咲いているから。
 本来摘もうとしたらいけない花です。」


「でも、プーさんは詰んだのよね?」






「崖っぷちに咲いてる華に決して近寄ってはいけないよ。
 そうやって怪我をする。
 高嶺の花っていうんだ。

 人の手に摘まれたくないんだね、きっと。」


ここで、『高嶺の花』。

そして、このセリフは、プーさんが近いうちにケガするってことを暗示している。。とか?


「僕は坂東っていうんだ
 イルカさんって、呼んでくれ。
 ふふふ、 バンドウイルカさ。」


もったいぶった登場のさせたか、誰だこれ?って思ったら、博多華丸だった。

野島伸司ドラマにしてはちょっと変わった配役かな?
時代は変わったということか。






「昨日はももさんのマンションに泊まったっていうか。。。」

「竜宮城か!」

「頭やめて、叩かれすぎで、
 白髪増えちゃった。」

「浦島太郎か!」

「花は花でも華道のお家柄だったなんてなー。」

「嬢は嬢でも、キャバ嬢じゃなくて、本物のお嬢!」


「ほら、ローマの休日ってあるじゃない?
 オードリーヘップバーン」

「あのお姫様と新聞記者の恋物語ですね。」






「なにあっちの私は息苦しくてね。
 なんか時々、わーって叫びたくなっちゃう。
 でも、なんていうか、こっちの私は
 いい加減で自由で、
 地べたにしゃがみ込んしゃっていもいいキャラで。
 プーさんとだけじゃなくてみんなといると楽しくて
 なにか、開放感があるの。

 で、いままでどおり、こっちの私として接していただけると有り難いんです。」


「でも、ローマの休日って
 最後、身分違うから二人は別れちゃうだよな。。。」

「ネガティブか!」


これは、今後二人がそういう別れとなることを暗示しているのか?!





「その自転車屋さん、結構、頭いいね」





「もう一度言う。
 ななを泣かせたら、あんたも泣かすよ。
 それともう一つ。
 月島市松をナメないほうがいい。
 ななを守ってあげて。」

できた姉だねー。

ていうか、「あんたも泣かす!」なんて普通は言わないですから!





「ちょっと待ってよ。
 さっきから聞いてたら、ブサイクな貧乏人扱いしてくれちゃつてさー」

「おい、ブサイクなんて言われてないだろ!」

「確かに、イけてるところ、いいところ分かりずらいわよ、プーさんの。
 でも、探せばいいとろこあるんだよ。」


ここのやりとり笑った。



「よかったら、初対面ですし、
 お互い顔を見せあいませんか?
 お世話になっておいて
 声だけなのもなんなので。」

「ロンブローゾは
 犯罪者は外見で判断できると言いました。
 もっとも今は科学的根拠に乏しいと
 ほぼ、結論づけられてますけど。」

「うん、大丈夫」


なぜ顔をだすことになったのか、不明。

ひょっとして、二人の天才は、今後、どこかで(再び)顔をあわせることになるのか!?









「断腸の想いで彼との結婚を壊した。
 お前の母親との約束だからだ。」

「奥様はもも様の身代わりになれたのだ。」

「私は反対した。
 妻の命がなによりも大切だったからだ。
 愛する妻の。
 しかし彼女はどうしても出産するといって聞かなかった。
 自分の命を危険に晒しても。
 彼女はそれどころか、
 わたしを説き論す言葉を繰り返した。」


『あなたは家元であり
 この子は月島を継ぐ子なのだから』

『自分の命にかえても生む価値のある子なんだ』

『わたしは家元の子を産めることが
 この世に生きた証になるのだから。
 どうかそれを奪わないでください。』

『連綿と続く月島の系譜に
 わたしもこの子のおかげで残れるのだから。』


「そして、
 毅然とお前を生み、
 一度もその手に抱くことは叶わなかったが
 安らかなほほえみをたたえて
 逝ってしまった。

 だからこそ
 彼女の願いを、かなえるために
 何としても叶えるために
 お前の才能をつぶすわけにはいかなかった。
 月島を離れるなど
 許すわけにはいかなかったのだ。
 娘の結婚を父親として壊すことになったとしても。」



「哀しいお方だ」

「高井さんのおっしゃることって
 男の理窟に聞こえちゃう。

 ふさわしいとかふさわしくないとか
 余計なお世話なんですよね。

 男に受け止めてもらう?
 なんなら逆でしょ?
 
 それに、プーさんとももさんは
 まんざらお似合いじゃないこともない。
 そう思いますよ?」




「分かった。
 元の自分を取り戻す。
 もう一人の自を、引っ張りだせばいいのね。

 方法は分かってるのね。
 罪悪感なのね。

 やれるか分からないじゃなくて
 やるのね。

 それが私の宿命なんでしょ?」


「お前の母親が望んだ。」



なんか、この「罪悪感」って言葉にひっかかったんですよねー。
なにか、悪いことをしなければいいんだけど。。。。?




「朝から機嫌がいいオンナなんて
 久々、亭主に抱かれた以外ありえないね。
 要は、不機嫌なぐらいが
 安心できていいってこと。

 抱かれたわけでもないなら
 ふっ、ほんと要注意よ。

 意味不明な上機嫌や点数稼ぎはね。

 そのうちなにかを、おねだりされるか、
 普通にしてたらばれそうだから、そうしてるの。
 嘘と裏切りを。


これも気になったセリフ。

ももは、なにかを計画しているのか!?



「ねえ、どうして?
 どうしてあわせてくれるの?なんでも。

 もしかして、現実感ない?
 スピードが早すぎて。」

「龍城にいるみたいで
 なんでもかんでもあわせてるのはそのせいです。
 ほら、浦島太郎は現実に戻ったら
 ひどいことになっちゃうじゃないですか。」

「誰も知り合いがいない。
 恐ろしく時間がすぎていた。」



「ですから
 景気がよかったころの
 じいちゃんからばあちゃん、
 ばあちゃんから父さん、
 父さんら母さん
 母さん俺。」

「俺から。。。。私?」

「サイズはあとで直しましょう」

「これってもしかしてあれじゃない?
 浦島太郎がもらったらやばいやつじゃない?」

「玉手箱ですね。」

「えー、あけたら、私白髪のおばあちゃんになっちゃうの?
 あばあちゃんはやだよ。」

「それでも、愛します。」

「これって?」

「人魚の涙から生まれました。」

「アクアマリン」


ななと元彼、あやしいですねーーーー!

ていうか、ななはなにを考えている、またはなにを計画しているのでしょうか?

月島を継ぐ覚悟をしたようにも見えたのですが、一方、自転車のプーさんとは今まで通り接している。

まさに、破天荒ですね。


それと、ななの母親の話。
なんとなくですが、家元が話を「盛っている」気がするんですよね。

だって、前回の最後で、ななは、運転手の高井さんとの間の子供であるようなことを匂わせていたので。

となると、これも家元の作戦???


次回が気になる。。。




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