[Cisco] ASRではnetflowのソース設定に注意?




ASR1001でnetflowを設定したところ、ちょっとハマりましたので、忘備録です。


ASRシリーズでは、「GigabitEthernet 0」という管理インタフェースが物理的に用意されています。

そして、「mgmt-intf」という管理用VRFがアサインされています。



そんなわけで、netflowを設定する場合は、なんとなく、セキュリティとか考えると、この管理インターフェースをソースとして設定したくなると思います。




しかし、そこで問題。

例えば、以下のように、ソースIPを管理インタフェース(GigabitEthernet0)として設定すると。。。。(下の例では一番下の行 "source....")

flow exporter EXPORTER1
 destination 10.10.10.10
 source GigabitEthernet0


こんなエラーメッセージが、出るには出るのですが、一応、設定は入ってしまいます。

%FMANRP_NETFLOW-3-EXPORTERSRCIFINVALID: Management interface (GigabitEthernet0) cannot be used as source for an exporter









しかし、きちんと動作することはありません。


「show flow exporter」コマンドでも、インターフェース名とIPアドレスが表示されて、一見は動作するように思えるのですが、ダメなんですよね。。。


そんな時は、「show flow exporter statistics」コマンドですね。

「failed to send」が表示されて、カウントアップしていくと思います。(通常はこの行は表示されません。)


Flow Exporter XXXXX:
  Packet send statistics (last cleared 1w2d ago):
    Successfully sent:         xxxx                     (xxxxx bytes)
    Reason not given:          xxxxx               (xxxxx bytes)

  Client send statistics:
    Client: Flow Monitor XXXXX
      Records added:           xxxxxxxxx
        - failed to send:      xxxxxxxxx
      Bytes added:             xxxxxxxxxx
        - failed to send:      xxxxxxxxxx



というわけで、ASRシリーズで、neflowを使う際は、ソースのインターフェースの選択に注意しましょう、というお話でした。


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