ドラマ「グッド・ドクター」第3話の感想。「 あの日、美結にとってのお医者さんは、あなただけだった。」


前半から、患者が亡くなってしまうシーンがでてきて、ちょっと衝撃的でした。

日本のドラマではあまりないような展開ですね。。。なんて思ったのは、私だけ?


「理想のお医者さん。
 賭けに近いオペ成功させて
 部下もかばって
 おまけに、謹慎中にお勉強?」




「ソラマメですか?」

「腎臓でしょ?腎臓!」

「やっぱりソラマメです。」

「ちよっとあんた、
 余計なこと言わないの。
 これでも一生懸命描いたんだし。」




「手術はするな。
 他の病院にまわせ。
 下手に手術して患者を死なせれば
 病院の名に傷がつく。」

「だからって、このままなにもしないなんてできません。
 科長がなにもしないなら、
 私がします。」

病院というシステムの中で、これはさすがにまずいんじゃないか。。。?
よく知らないけど。



「苦しんでいる患者が目の前にいるのに、
 平気で見捨てる医者に
 私はなりたくありません。
 責任はすべて私が取ります。」

たぶん、あなたが責任をとれる範囲を、余裕で越えていると思われる(笑)


「助けなければなりません。
 助けなければなりません。」


「私がやります。オペ室に運んで。」

まずいよー、まずいよー。


「10分毎に遮断を解除すれば
 壊死を回避しながら縫合止血できます。
 諦めてはいけません。」


「心停止です。」

「戻ってきて!」


。。。。




「ふざけんなよ!
 助けられなかったて!
 それでも医者か!
 お前が死なせたんだ!」



「美結ちゃんのお洋服です。
 天国で着られれるように直しています。」

「あの子は亡くなった。
 そんなことをしても意味がない。」

「意味はあります。
 美結ちゃんのためです。」

「いいか?仮にも医者ならこんなことはするな。
 お前がなにをしようと
 突然子供を失った親の苦しみが癒えることはない。
 どんなに後悔したって時間は戻らない。
 だから医者ならなんとしてもその時に助けなければならない。」

「僕はそれでもお洋服を美結ちゃんに届けたいです。」

「お前は医者としての自覚がないんだな。
 そんなヤツに命と向き合う資格はない。」

新堂(山崎賢人)VS高山先生(藤木直人)。

まあ、病院でのランクを考えたら、こういう展開になりますよね。。。。

しかし、高山先生、すごく現実派ですけど、絶対に、後々は、新堂先生の影響を受けていく流れだと思うんですよねー。





そして、こちらは別の女の子。

「なんか、いいことあったの?」

「先生、舞、手術やってもいいよ。
 だって、舞のソラマメ、ぷくぷくに膨らんでるんでしょ?」

「絵本読んでくれたんだ?」

「舞、頑張る。
 でもね、一つだけ、お願いがある。
 手術は夏美先生がしてね。
 だって、舞のこと1番分かってくれてるのは夏美先生だもの。」



「瀬戸先生はどうしていつも通り仕事ができるんですか?
 僕は悲しいです。
 とてもとても悲しいです。」

「わたしはあの子になにもしてあげられなかった。」

「瀬戸先生は救おうとしました。」

「違う。助けられなかった。
 助けられなければ意味がない。」

これは高山先生と同じ。
医者は目の前の命を、全力で助けるべき。
それができなかったら、意味がない。




「独断で行った場合、病院はあなたを守りきれませんよ?」




「訴えられたぐらいで怖気づいたか?
 その程度の覚悟しかないなら
 最初から執刀するな」


これ、すごいセリフだ。


「じゃあ、どうすればよかったんですか?」

「その件と石山舞の手術、どう関係かある?
 執刀できないなら小児科医にいる必要はない、やめろ」

白か黒か(笑)










「新党先生がわざわざこれを届けてくださったんです。」

『ラジオたいそうカード』




「これ、あなたが直してくれたんですか?」

「美結ちゃんがずっとお守りみたいに握りしめていたものです。
 きっととても大切なものだと思いました。
 そこには、美結ちゃんとお母さんの大事な約束が書かれていました。
 ママとスイカが食べたくて。
 美結ちゃんは約束の10個を揃えていました。
 とても偉い子です。
 頑張り屋さんです。」




「妻が言ってました。
 このカードをみたとき美結が帰って着てくれたような気がする。

 娘を失った傷は一生癒えることはありません。
 でも新堂先生の想いに少し救われました。


 それから、あなたにも。
 あなたは最後まで娘と向き合ってくださった。

 あの日、美結にとってのお医者さんは、あなただけだった。

 娘のためにありがとうございました。





「舞のソラマメ、治るよね?」

「夏美先生は舞ちゃんのソラマメとお友達です。
 なんでも分かってくれる1番のお友達です。
 大丈夫です。
 夏美先生なら絶対に直してくれます。」



「舞ちゃんの手術。私にやらせてください。」

高山先生が、チラリと笑ったようにみえた。嬉しい。


「あしたの14時からだ。」

そしてそこには、既に夏先生の名前が書かれてあったのだ。これも嬉しい!




「僕の2番目に好きな食べ物です。」

「舞ちゃんの手術、無事に成功したよ。」

「ありがとうございます。
 舞ちゃん治してくれて。」

「私の方こそありがとう。
 美結ちゃんの大切なものをなおしてくれて。」





「瀬戸先生はまた美結ちゃんのような子供がきたら
 同じことをしますか?」

「うん」

「怒られてもですか?」

「うん!カッコいいです。
 僕もはやく瀬戸先生みたいなお医者さんになりたいです。
 子どもをみんな大人にしてあげたいです。」



冷静に考えたら、ちょっと問題発言ですよ!(笑)



「高山先生の彼に対する態度は普通じゃありせん。」

確かに。
過去になんか関係しているのか?



「大丈夫。
 雅也は雅也のやりたいようにやればいい。
 父さんがなんといおうと
 兄ちゃんは雅也を応援するからな。」

兄ちゃん=高山先生。
そして、雅也、とは、誰???




「お話しています。
 天国のお兄ちゃんと。」

「大好きだったんだね。」

「今も好きです、今も。
 お願いしています。
 美結ちゃんと遊ぶように。

 すっとずっと忘れません。
 お兄ちゃんも、
 美結ちゃんも。」


ちょっとしんどい回でしたが、後半はちょっと救われました。


やっぱり気になるのは、新堂先生と高山先生、過去になにが??


おしまい。


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