飯野まき「おとうふやさん」(かがくのとも絵本)を読んだ感想。

今回は、最近の月刊誌の「こどものかがく」ではなく、過去に発売されていた冊子の絵本版の紹介です。





月刊科学絵本「かがくのとも」から生まれた「かがくのとも絵本」です。

月刊で人気のあった絵本(冊子)を、豪華版?として通常の絵本として販売しています。

なので、すべての月刊絵本冊子が絵本として販売されるわけではないので、お気に入りの冊子は買うようにしています。

ただ、過去に発売されていた月刊誌の入手は非常に難しいので、このような形で販売、そして手にとる機会を与えていただけるのは非常にありがたいです。


おとうふやさん
飯野まき(いいのまき)
福音館書店

2011年11月1日 かがくのとも発行
2015年11月5日 かがくのとも絵本 第1版発行



近所に豆腐屋さんで、豆腐の作り方に興味を持ち、後日、朝早くに豆腐屋さんを訪問して、豆腐(や油揚げなど)を実際に作っているところを見学する、という流れの絵本です。



普段、食卓にでる食材としての「豆腐」はとっても身近ですが、実際はどのように作られているのかはそれほど知られていないのではないでしょうか?

また、その関連商品としての、油揚げ、厚揚げ、おから、豆乳など。


すべて大豆からできています。







また、豆腐そのものも、絹と木綿、それぞれの豆腐の作り方の違いもきちんと描かれいてます。


科学絵本ですが、このような内容の絵本は食育にも良いでしょうね。



「豆腐屋さん」を見かける機会は少なくなってしまっているかもしれませんが、ぜひ、出来たてので豆腐、そして出来たので豆乳のおいしさを、子供にも味わって欲しいものです。


最後に、この絵本によると、最後のページに取材協力が書いてありました。


取材協力 古田島豆腐店(東京都豊島区)



絵本の中では、豆腐屋さんは「八巻豆腐店」とありますので、絵本用に変えたのでしょう。


最寄りはJR山手線の目白駅、または東京メトロ(地下鉄)有楽町線の護国寺駅でしょうか。

機会があったら行ってみたいと思います。








おしまい。


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