「宮本から君へ」第5話のセリフ。「人間ってみんなわがままやで」



ずいぶん前の放送だったので、感想はなしで、セリフのみ。


「小田課長、俺、今誰かと一緒だと弱音吐くから。。。」

「ほな、吐かなくてもいいように意地はったらええがな。
 お前得意やん。」

「また、こだわりか?
 自分のことばかりで忙しいやっちゃのう。
 それともなにか?
 家帰ってチンチンこすりながら
 悲しむ自分に酔うの?
 ほな、行こうや
 じっとしててもしょうがないやろ。」



「気持ち通りに生きることって
 誇れることですか?
 気持ちのままなにかするのって
 ただのわがままじゃないですか」

「せや、人間ってみんなわがままやで」


「わがままって知ってて
 自分を許すのってずるくないですか?」

「自分しか愛せへん
 究極のエゴイスト。」



「俺、どうすればいいですか?」

「知らん。
 お前、前に言うとったやろ
 人間だから完全になれるって。
 そんなん無理や。
 人間、生きてること自体
 わがまま通してるんだから。」

奥が深いです。


「だからって自分を甘やかすのは卑怯じゃ?」

「考えることより気持ちが大事って考えたらどうだ?」

「割り切ってな、小ずる賢く
 大人になる努力したらええ。
 お前がそのクソ意地とか
 クソこだわり捨てん限り
 人も愛せん、仕事もできん。」


「そりゃもうケチついちゃった意地ですけど
 それまで取り上げられちゃったら
 俺なんてもうなんにもないです。」




「どないするか、
 宮本が選ぶことだ。」



「ねえ、父さん、女に振られたことってある?」

笑。
こんなセリフ、息子や娘に質問されたら、飲んでたもの吹いてしまう。。。







さて、松山ケンイチ(松ケン)と一緒に働くことになる。


「宮本、笑うの、ヘタだな。」

「実は俺もへただ」

「これは地顔でな、
 この顔のまま、俺は悩んだ落ち込んだりする。
 営業にはトクな顔だ。」


「ちよっと笑ってみ」

「うん、それはだめだな」


「二人は笑顔をうかべたまま本音をはいていた。」

「今の僕にはまだできない」


続く。



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