「わたしは南雲さんの危険性を感じていた。
この会社の人事部が持つ以上のものを私は所有していますので。」
「明新ゴム化学工業」
「貸しを作るのは嫌いではありません」
笑。
身近にいたら、ちょっと嫌だな、このタイプ。
「君は会社のことはなんでもお見通しみたいだね」
「残念ながら全てでは。
例えば大沢社長、あなたのことはあまり、
お立場のせいか、随分とガードが固いようで。。。」
「君はどれが最良の道だと思う？
これからの彼のこと。」
「だけど、南雲にはまた笑顔になってほしいって。
あいつには笑顔しか似合いませんから。」
「今回あなたには審査部に行っていただきます。」
毎回毎回、いろいろな部署に行くというパターンのようだ。
テンポよく進むし、いいね。
「お前の仕業か？
脅迫するようなメッセージが届くようなった。」
「ちょうどお前が日本に戻ってきてからな」
「さすが、調査することが得意なようで」
うーん、こういうシーン＆セリフがドラマで登場するということは、実際は別の第三者の仕業ってのが定番。
ということは、菜々緒ではない、と予想する！
「ただ寄り添ってやればいいさ
ただ寄りそって
苦しみだって半分になるっていうだろ？
それができるのが親友ってことだ。」
「父さんにもそういう親友っているの？」
なぜか、暗い顔をする父。
この人の過去には一体なにが？
ただ、なんとなくだけど、斧ヶ埼のホテル事件に関わっていると思うんですよね。なんとなく。
「例えば、ご自身の人生と、仕事、どちらが大切と聞かれたら？」
「仕事から距離をとって
はじめて気づけたんだけどね。
僕はずっとずっと
狭い場所ばかり見てきたんじゃないかって。」
「南雲は自分で思い込んでいたんじゃないかな？
自分がやらないといけないって
自分が犠牲にならないといけないって。
でもそれってさ、すごいさ、もったいないよ。
お前の時間なんだし、お前の人生なんだからな。」
ここまでは、良い。
「なあ、南雲。
お前にはあの会社をやめる権利があるよ。」
で、このセリフ？
ちょっと理解に苦しむ。
「明新と随分似たケースがあったんです。
斧ヶ埼にあったホテルの火災事故です。
その時も、保険金を払わなかった。」
「ホテル側に不備があったから」
「両方とも縣が担当した。」
例の（元）調査会社のやつです！
「自分が有利な状態のまま中断しておくのは楽しいものです。」
うーん、やっぱり嫌な奴だ（笑）
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