「宮本さん、今から仕事さぼってどこか行きませんか?海とか?」
突然の誘い。
なにかあったに違いない。そして、そのなにかとは。。。。
「半分こ」
いやー、女子の”半分こ”はズルいよね。普通の男は、これでイチコロです。
「海に来たら泣けると思ったのに。。。」
「昨日の夜ね、
付き合ってた人に捨てられちゃった。」
そして、急に立ち上がり、海に歩き出す、宮本。。。
「どうして、急にに冷たくするの?」
「じゃあ、なんで起こってるんですか?」
「俺自身のことだ!」
この気持ち、実は共感できる部分があります。
なんか、こういう風に弱っている時の女の子って、優しくするのは、むしろ、嫌いなんですよね。
「苦手」ではなく、「嫌い」なんです。
「悲しむな。
自分に怒れ!」
「だから、泣くなら一人で泣け。
田中美沙子。」
「冷てえ。。。。」
「なんで宮本さんが海に入らなきゃいけないのですか?」
「海に来たからだー!」
「こんな時、傍にいて優しくするのが、俺は、だいっきっらいだからだー!」
「でも。。。がんばれ!」
「はい。。。ありがとう。。。」
「田中美沙子が泣き止むまでは
海から出まい。
心に決めていた。
彼女は泣き続きた。。。
泣き止んだら帰ろう。。。」
「かっこつけんで、気持ちのままに生きたほえが
何倍も得やで?」
「今の田中美沙子は、僕と対等じゃない。
僕が忘れさせてやる。
そう言ってみたかった。。。」
「人に歴史あり。
一冊注文。」
おぉー、文房具屋の親父に、ちょっとだけ前進。
がんばれ、宮本!
「宮本さん、大好き。
一月も経ってないのに
薄情でしょ?私?」
まあ、女子は、上書き保存ですので、いやゆる「薄情」です。
その分、男子は「思い出」を引きずって、「情けない」のです。
「でも、好きだ」
てなわけで、良いのかどうか、田中美沙子の失恋をきっかけとして、二人の間がちょっと(かなり?)縮まった今回でした。
これはもう、次回にも期待でしょう!
0 件のコメント :
コメントを投稿