仮面ライダービルド第29話の感想。"新章開幕!"「みんなを守って戦いたいんだ」



「戦争は終わったはずだろう?」

「そいつらは難波重工の最新兵器、ハードガーディアンだ」

「我々は負けてなどいない」


「これでパンドラタワーの完成にまた一歩近づく」




「我々の目的は二つ。
 ひとつは、パンドラボックスを開けること。
 もうひとつは、西都の軍事力を世界に誇示すること。」

ちなみに、我々=難波重工である。
よって、スタークの狙いはこれとは違うと思われることに注意したい。



「ボトルの、回収とは関係なく
 東都を焼け野原にする。
 これからが本当の戦争だ。

「あの塔はパンドラボックスの力で作り上げたものだ。
 完成すれば、地球も火星と同じ運命をたどる。」

このスターク(石動)のセリフ、ちょっと違和感を感じだ。
マスターは火星のなにを知っているんだ?

ひょっとして、美空が(たまに)憑依されるのと同じように、マスターも火星のなにものかに憑依されている!?



「マスコミを操作して代表戦の勝敗を捻じ曲げた。
 これが難波重工の力だ。」

「難波重工」の力だ、という点にちょっと違和感を感じたが、まあそこはスルーで。


「世間に代表戦を中継させなかったのは
 こうなることを想定していたんだ。
 むしろ領土を渡さない我々に非難の声があがっている。」

世論ってのは恐ろしいですね。
そして、これは自国民の気持ちにも大きなダメージを与えることになると思う。

そう思うと、今後の戦争ってのは、情報戦と言ってもよいのかもしれない。
考えたくもない。おそろしい。


「北都はどうなる?
 向こうが負けを認めない以上、北都を手放すことはないだろう。」

「それにしてもパネルをはめただけで
 あんな立派な塔ができるとはな。」

「パンドラタワーはパネルをはめるたびに
 装いを変えていく。
 現在ボトルは27本、まだまだほんの序の口だ。」

「私は君を信用しているわけではない。
 だが、火星で手に入れた力は大いに役に立つ。
 引き続きボトルの回収を頼む。」

さすが、難波。
ぬかりない。
しかも、本人を前にして口に出す点も。


「俺が北都を守る」

一海が北都に単身で向かおうとする。。。

「俺たちも一緒に戦えば
 あいつの仲間ぐらいは助け出せるんじゃないのか?」

「目の前の人間が苦しんでいたら
 手を差しのべるのが俺たちの役目なんじゃないのか?」

「そんなの分かってるよ。
 けど、戦争を引き起こした責任がある。
 だからこそ、身近な人間だけを助けることなんて
 私たちにはできない。」

「けど、じっとしてられねえだろ」

万丈らしいセリフでした。

やはり、ビルドはキャラがとても「たって」いる。
これもビルドの魅力。


「西都の暴走を止めるには
 俺たちも変わらないといけないのかもしれません。」

「それは西都を責めるということか?」

「俺に考えがあります
 1ドルクもらえませんか?」

どうやらこの世界での通貨の単位が「ドルク」というらしい。





「なんの用だ?」

「お前を止めに来た」

「本当は一緒に戦うつもりだったんだけど
 寒さは人を変えるよな。
 死にたくねえって思っちまった。

 戦兎もきっと、お前を死なせたくねえから
 止めたんじゃねえかな?」


「はーい、みんなのアイドル、みーたんだよ
 今日はあなたにお願いがあるの。

 助けたい人のために戦う気持ちわかる。
 けど、自分の命も大切にして欲しいの。

 だから、みんなで戦える方法を考えよう
 お願い。」


一海、ここまでみんながお前のことを。。。


「みーたんはな、みんなのアイドルなんだよ!」

「俺にとって北都はかけがえのない仲間で溢れてるんだよ。
 けど、あいつらに怒られちまうかもな。。。

残念! ここでスターク率いる西都軍の登場。

ただ、言いかけた最後の一海のセリフからは、彼の変化した心が少し読み取れる。


「あっけない、ゲーム終了だ。
 ボトルを頂こうか。」

しかし、さすがにスタークは強かった。。。



「あくしゅ券、写真さつえい券、耳かき券、これだけあればグリス説得できるでしょ!」

みーたん!!




「今の西都と戦うには
 やり方を変えなきゃいけないかもしれない。
 
 けどそれは西都と全面戦争するということじゃないはずだ。

 俺は敵も味方も死なせないと言った。

 愛と平和を掲げて戦うと誓った。
 
 それは綺麗事かもしれない。
 幻想かもしれない。

 それでも俺は。。。

 おまえも。。。
 おまえたちの仲間がいる。。。
 
 北都も。。。

 みんなを守って戦いたいんだ」



「どいつもこいつも
 お前の戯れ言に付き合う気はない。

 けど、みーたんにお願いされちまったからなー!


「しょうがねえ。
 お前らと一緒に
 最速で戦争を終わらせてやるよ。」


「倒すぞ。一緒に。」

「お前らの力も借りるぞ。」

ここから、戦兎と一海が協力して戦うシーンとなる。

そして、戦兎と一海ふたりの背中を押す手がみえる。。。。

そう、一海の背中を押すのは、青羽と赤羽。

あれ?戦兎の背中を押すのは。。。?

私には、黄羽にみえた。

そう、ビルドが暴走して、殺めてしまった、北都の一海の仲間だ。


なかなか、感慨深いシーンだった。



これで決着かと思いきや、なんとギアエンジンの片割れに、「みーたん」が囚われる。

「あの目。。。」

「我が名は、ベルナージュ。
 火星の王妃。」


今週はここまで。


そろそろ、スタークの真意が描かれ始めるかなー?







そうそう、予告で気になったテロップ。。。

「スタークが地球外パワー発動」

今日も手から炎みたいなの出していたし、なにか火星の力を持っているのは間違いない?
ハザードレベルも万丈のほうが上になってしまったみたいだし、ひょっとしたらスタークもなんらかの更なる「変身」または「パワーアップ」があるのか!?


「万丈がー最後の希望」

どういう意味だ!?


次週に期待!




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