ドラマ「トドメの接吻」最終話「イケメン2人によるキス、そして過去に戻ったあとの行動は?」



通算10話ということで、今回が最終回でした。

そして、最終回の今回は、まさに、「春海」回でしたね。



「おかえりなさい
 よかったねー、夢が叶って」

「愛なんて認めたらあなたじゃくなっちゃいますもんね」

「どんなにつらくてもあの子はもう帰ってきませんよ
 俺がその苦しみから解放してあげましょうか?」

「あなたも人を愛せてたんですね」


「あなたをそんな風にさせたこの子が
 うらやましくてたまらないよ。」

「結婚おめでとう。
 どうぞ、不幸せに。」


前回の後半で、復活を果たした和馬でしたが、これといって大きな出番はなく、
おそらく最終回のこれらのセリフを言うための登場だったのですね。



「想いが届かないのもつらいもんだよな。
 お前も宰子(さいこ)ちゃんのこと想っていたんだな。」

「お前もって。。。。?」

「エイトにたくさんのものをもらったって言ってたね。
 人を好きになる気持ちをもらったってさ。

 あの子ならもっとたくさんの幸せを手に入れられたのに。
 時間を飛べるんだから。

お、今回、いよいよ、今までのネタ晴らしが始まりそうな予感。


「知ってたよ。
 去年のクリスマスイブには知ってたよ。」


「宰子ちゃんとはじめてキスした男です。

 なわけないだろ?
 お前の次にキスした男だよ。」



「磁石のN極とN極を近づけるとどうなるでしょうか?」


「反発してくっつかないに決まってるんだろ」


「。。。お前もキスで戻れるのか。。。?」


「高校の時、生死の境を彷徨ったことがある。
 一家心中で。」

「家族を助けたい一心で
 出会う女にキスしまくったけど、
 何度やっても心中したあとにしか戻れなくてさー。」


春海がキスの力(タイムリープ)を手に入れた経緯が語られる。
どうやら、サイコとは違うようだが、同じタイムリープの力を偶然得たようだ。
(ただし、戻れる時間がちょっと違う。後述。)


「ていうおれの身の上話も、含めて
 ネタバラシをしたのは、なんでだと思う?」

「観察してたんだよ」

「過去に戻れる力を手に入れたら
 人間は本当に幸せになれるのか」

「それで、幸せになれたか?」

「お前が本当に過去に戻れるなら
 もう一度サイコに会えるなら!」

そこで、春海にキスを迫る旺太郎(山崎賢人)。しかし、春海(菅田将暉)に拒まれる。


さて、前回の感想記事で予想したように、やはり、旺太郎と春海がキスして、過去に戻ることでサイコを救う、という流れで間違いないようだ。

あとは、旺太郎と春海がどのような流れでキスするのか。。。


「俺とキスしたら三ヶ月前に戻るぞ」


「サイコちゃんと築いた時間が
 全部白紙になるんだよ。」

「サイコちゃんとの三ヶ月は
 お前にとって簡単に捨てられる程度のものだったのか?」


「あともう一個。
 パラレルワールドって知ってるか?
 タイムリープしたあともこの世界は続いていくんだ。」

 タイムリープって完璧な人生をやり直せるって思うだろう?
 でも、実はやり直せないんだよ
 自分がした過ちは一生取り返せない。
 戻ったら最後、後悔の無限ループだよ。



そして、こちらも忘れてはいけない、美尊の存在。
だって結婚間近だもんね。。。

「話したいことがあるんだ」

「サイコさんって時間を戻せたんじゃない?」

ばれてるし。。。


「僕は成り上がるためにサイコを利用したんだ。」

「最初は契約だった。
 僕は人生をやり直すチャンスをもらったのに
 あいつにはなにもしてやれなかった。

 それどころか
 サイコの人生を奪ったんだよ。

 自分の欲のために
 僕はみんなの人生を狂わせた。



「私の人生は狂わされたりしていないよ」


「サイコを愛してる。
 あいつのいない人生がつらくてたまらないんだ。」


「戻れるの?」

「たとえ、僕の知らないサイコでも
 今度こそ幸せになってもらいたんだ。」

「今の君も過去の君も
 僕は幸せにできない
 僕が本当に幸せにしたいのはサイコなんだ。」

あれまー、大胆発言!


「クズ!」

このドラマで頻繁に登場する「クズ」というセリフ。

ついに、美尊からも!


「戻れるならこれだけは約束して。
 今度は自分の欲のためだけじゃなく
 まわりの人を幸せにして。」


普通、この状態で、こんなセリフを言うやつがいるか?というツッコミは置いておいて、旺太郎がタイムリープした後の行動がこのセリフに凝縮される。

「分かった。ありがとう。」



「並木グループは私が継がせていただきます。
 私はここで兄が戻ってくるのを待ち続けます。」

おぉ、美尊による、大胆な宣言!
素晴らしい展開。



「俺が欲しかった本当の、夢
 それは、サイコと巡り合うことだったのかもしれない。」



まだか、まだか、と待ち続けたこの展開。いよいよ。。。


「春海
 頼む、一回でいい
 キスさせてくれ。」



「まじかー」

「ちゃっと無理かも」

「時間を戻せるなら
 なんだってしてやる!」

というわけで、無事に、ディープキス完了。

ちょっとお笑い要素が入るキスシーンでしたが、春海のキャラ設定とよくあっていたのではないでしょうか?


「さすが、ナンバーワン、悪くないね。」






戻ったのは。。。

2017年12月31日



「君は自分の意思で人生を歩いていける」

美尊に。



「お前、ミコトさんの幸せを心から願うなら
 養子だとか過去の秘密とかそんなの全部取っ払って
 彼女に素直な気持ちを伝えてやれ。
 それが彼女の幸せのためだよ
 伝えなきゃなにも届かないぞ。」

尊氏に。


「布袋、尊氏だっていつも正しいわけじゃないんだよ。
 間違ってたらはっきり言ってやれ。」

布袋に。


「それから長谷部
 お前はお人好しすぎるんだよ
 少しは社会にでて揉まれろ。」

長谷部に。


「これで尊氏を脅すつもりだろ
 そうはさせるか」

そして、尊氏の叔父からテープを奪還して破壊!


「あなたなんのつもり?
 パーティをむちゃくちゃにしにきたの?」

未来の君と約束したんだよ。
 今度こそ幸せになって。
 祈ってる。」


「決心がついたよ
 警察に行ってくる。
 並木家から席をぬいてケジメをつける。」

「わたし、お兄さちゃんが好き。」
「愛してる、美尊。」



そして、旺太郎はサイコを見つける!

「サイコ」

「まだ、生きてたんだ?」

「お前のほうこそ」

「え?」


「知ってるよ。
 お前のことはよく知ってるよ。」


「こう言っちゃ悪いけど
 お前、男をみる目がなさすぎるんだよ。」

「気をつけろ
 クズみたいな男がその力に気づいたら
 きっとお前を利用しようとすると思う。
 キスしてくれたら願いを一つ叶えるやるなんて
 聞こえのいいことを言ってくるかもしれない。
 でもそんな契約には乗っちゃだめだ
 クズはお前の願いなんてなにひとつ叶えてくれないからな。」



「あと、好きな男ができたら遠慮なんかするな
 ガンガンいけ。
 間違っても
 そいつのために道具になるなんて言うんしゃないぞ?
 お前ならいつか
 そのキスを受け入れてくれる人によって出会えると思う。

 バチがあたっただなんて今は思ってるかもしれないけど
 そんなことはないからな。
 キスは本当の愛を見つけるためにするもんなんだよ。
 自分の気持ちを押し殺して
 辛くてもいいなんて遠慮するな。
 お前はもっともっと
 幸せになれるんだよ。
 だから、グスには騙されるな。
 もう一回言うぞ。
 俺みたいなクズだけは好きになるな。
 今度店に行ってもおれはもういない。
 二度とお前には合わない。
 これで本当にさよならだ。
 サイコ。」


「どうして。。。。わたしの、名前?」


「あ、あなた、狙われている」

「和馬だろ?知ってるよ」

「ありがとう。
 今までありがとう。」

キョトンとするサイコのもとを去る旺太郎。


「春海の言うとおり
 タイムリープで人生をやり直すことはできないのかもしれない
 いや、過去は変えちゃいけないのかもしれない。
 こんなおれでさえ、すべてもとにもどそうとしたんだから。」


「エイトが、死んでる」

「自分が死んで
 はじめて大切な人を失う気持ちを知るだろうって。」

そうだ、和馬もいたね。
結果として、(犯罪を起きず)和馬も救うことになる。


「過去に戻らなくても
 人生は変えられる。

 生きている限り
 好きなように変えられる。」


「エイト、もういいぞ」

「みんな協力ありがとう。
 死んでたまるか!」


「家族のことは自分でなんとかしてみるよ。」

「ボンボヤージュ」


「長谷部です。
 バイトするのはじめてなので、よろしくおねがいします」

長谷部が、サイコのバイトで働くことになった。
この二人がくっつくのか。。。?



「ありがとうな
 いろいろと。」

「どうせ、またオンナを食いのもにするんだろうなー」

「最後の人生を思う存分生きてやる」

「普通人生は一度きりだよ」

「けどさあ、なんでキスなんだろう」

「会いたい気持ちがキスになっちゃったとか?」

「でも本当に会いたい相手には会えないんだよ」


「飯行く?」

「いいねー」

「奢ってくれたら、お礼にキスしてやるよ」


ちょっと哀しい最終回でした。

ただ、サイコを想う旺太郎の気持ち、いつか、なんからの形でサイコに届くといいいですね。

旺太郎のセリフから、未来でなにがあったのかを察することができればいいのですが。。。

いつか、この二人が出会う日がきますように!


素晴らしいドラマでした。
近年まれに見る良作ドラマだったと思います。



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Huluの「トドメのパラレル」の宣伝で、ちらりと聞こえたセリフ。




「あなたとの記憶を探して欲しい。」

これだけで泣けてくる。。。

あー、このパラレル、Hulu限定配信なのが残念。。。みたいなー。。。



おしまい。



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