2018年4月号
「まちでくらすとり すずめ」
三上修 ぶん
長島充 え
「スズメ」って、我々には馴染み深い鳥ですが、どうやら、鳥の世界では、変わり者のようです。
なぜって?それは「まちでくらす」から。
その理由の一つとして、「巣をつくるための隙間がたくさんあるからだと思います」と付録でも作者が述べています。
そんな「スズメ」の1年間の生活の様子が描かれいている絵本でした。
頻繁に(街中で)見かけることが多いので、1年中ずっといるように思っていましたが、どうやら街中でみかけるのは1年のうちで春から夏ぐらいのようです。
その理由は。。。。ぜひ絵本を手にとってみてください。
「スズメ」って、よく観察すると、季節を感じることのできる「鳥」だったんですね。今まで知りませんでした。
そして、最後のページが、また最初のページに繋がるような、1年のサイクルを感じさせるような流れになっています。
さて、今回の付録は、「まちでくらすとり」でした。
今回の「すずめ」だけでなく、「めじろ」、「むくどり」、「つばめ」、「からす」など10種類ぐらいの鳥が絵で紹介されています。
そうそう、作者の三上さんは、鳥の行動や生態の研究家のようで、
絵本は今回がはじめてのようです。
最後に、5月号以降のラインナップも紹介されています。
パッとみで気になったのは以下の号でした。
6月号「たまごとにわとり」
8月号「すいぞくかんのおいしゃさん」
10月号「バッタ」
ただ唯一残念だったのは、乗り物系の予定が無かったことでしょうか。。。来年に期待かな?
おしまい。
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