たまに面接に出席します。
面接といっても、新卒採用ではなく中途採用(転職ですね)の面接で、採用する企業側の立場です。
事前にレジメ(自己紹介・職歴)を拝見して、面接の場で確認させていただきたいものを、あらかじめいくつか準備しておくようにしています。
それとは別に、私の中で定番としているいくつかの質問もあります。
両者の違いはなんでしょうか?
前者は、単純な質問・確認が主です。
例えば、過去に2社経験している方で、2社の職歴の間(前回の転職時)に、ブランクとなっている期間があった場合は、単純な興味で質問します。
「20xx年にXX社を退社されてから、20xx年にXX社に入社されるまでの間に、xxヶ月/年の期間があいているようですが、お話いただける範囲で理由を教えていただけますか?」
など。
後者は、例えば、技術的な経験を確認させていただくような質問も確かにはありますが、真意は別にあります。
それは、「応募者の反応をみる」ことにあります。
例えば、あまり事前準備のしようがないような質問、または明確な回答がないような質問などをさせていただき、応募者の反応をみさせていただいています。
また、質問のジャンルをころころと変えることで、応募者をさらに混乱させます。(失礼!)
そういうわけで、ここだけの話ですが、質問をさせていただく当の私自身は、回答そのものはあまり聞いていません。
むしろ、いやらしい質問をさせていただいた時の反応(表情など)、最初の一言、回答の内容の一貫性など、をみさせていただいていています。
最後になりましたが、実はこの面接という場は、逆に、応募者も採用企業側を面接しています。
非常に短い時間の中で、お互い、相手を探していることになります。
この点を忘れずに面接に望みたいと常々思っています。
おしまい。
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