ドラマ「アンナチュラル」第1話の感想。「キスはお好きですか?何回ぐらい?」




みました。

解剖医がメインとなるドラマで、三澄藩と中堂藩という2つの反する性格の対立により、またドラマが面白くなっている印象を受けました。

おそらく1話完結型のストーリーでしょうが、石原さとみ、井浦新、それぞれに隠された部分が少しづつ明かされている感じかな。


さてさて、今回は。。。

男性が海外から持ち込んだとばかり思っていたが、結果は、"院内感染"が原因でした、というオチで、シナリオ、スピード感ともによい初回でした。


「日本ではアンナチュラル・デス、いわゆる不自然死の8割以上が解剖されないまま、
 適当な死因をつけられて茶毘に付されています。
 これは先進国の中で最低の水準です。」

「東京23区は解剖率が比較的高くて17パーセント。
 解剖率最低地域は2パーセント以下。」


「法医学って死んだ人の学問でしょ?
 生きてる人を治す臨床医のほうが。」

「法医学は未来のための仕事。」



「今度。付き合ってる人連れてくる。」
「おめでとー」
「その前に聞くことあるだろ?どんなやつとか」
「ミコトが選んだ人なら大丈夫!」


「相手どんなやつ?」
「間抜けな寝顔が愛おしい人」

「お母さんよく言ってるでしょ?」
「お父さん、どんなにアホヅラで寝ていても許せる。
 寝顔が愛しい人と一緒になるといいって。」


「その男、姉ちゃんのこと、本当に知ってるの?
私の家はここだけ。

ここで、なにやら気になる会話がありましたね。
そして最後に明かされることになります。。。



「すべての物質は毒であり
 毒でないものはない。
 用量が毒と薬を区別する。
 バイ パラケルスス。」

16世紀の医師・哲学者である「パラケルスス」の名言!



皆が「馬クッキー!」「馬クッキー!」って連呼してて、なぜか笑ってしまう。。。。


「まれにある偶然かける偶然の確率はいくつだ?」


「それをなぜ俺に聞くんだ?」
「3000件の解剖経験があるので」
「聞くならこいつに聞け。世界中の知識 聞き放題だ」(ノートPCを指す)



「正確な死因を調査すると言うことは
 皆さんの命を守るということでもあります。
 法医学は未来のための医学です。
 えー、UDIラボでは今後も死因究明という重大な使命を」

ここで現地からスタジオへと画面が切り替わってしまい、松重豊のせっかくの"名"演説が。。。

「あ、大事なところできられた。」



「今月は『赤い金魚』は出ませんでした。」

「赤い金魚」とはなんだ??

そして、中堂こと井浦新のしている「課外活動」とはなんだ?
気になる。




「ここの"こしあん"、美味しいんですよ。」
「そんな気分じゃないんです。」
「そんな気分じゃないから食べるんです。」

「なんで、美味しいだろう、こんな時に。」

「お土産です。
 婚約指輪の発祥は古代エジプトなんだぞって。」

はい。どうやら古代ローマ時代から行われたいたようですね。


「キスはお好きですか?何回ぐらい?」


「濃密です」
「濃厚なキスを20回以上」



「あと30分で証拠が灰になる」


「機械は強制的に止めても
 人に強制はしたくない。」



「ノックも挨拶も省略で失礼します。
 解剖終わりました。」


「ウイルス漏れを隠すことは
 名前のな毒をばらまくのと同じことです。
 死ななくていい人が大勢死んだ。
 せめて、この先は賢明なご判断を。
 それから高野島渉さんの名誉の回復をお願いします。
 ご遺族がこれから生きていくためにも。」


男性の汚名が晴らせてよかった。残った、家族、そして恋人にとっても。
本当に良かった。


「姉ちゃんは見せらんないんだよ。
 自分の寝顔。」



「解剖ってめっちゃ、大事なんですよ。
 解剖しなけりゃ闇のなかですからね。」

ところで、このシーンで、 窪田正孝が電話で話していた相手は誰だろう?
居酒屋で一緒に飲んでいた池田鉄洋だろうか?



「自分一人で証拠をみつけてから大口をたたけ。」

「中堂さんの解剖実績3000件と私の実績をあわせれば4500件もの知識になります。
 協力すれば無敵だと思いませんか?」

「無敵?敵はなんだ?」

「不条理な死。」


そして、最後、窪田正孝の電話の相手より、ミコトが養子であり、本名が雨宮ミコトであること、そして、一家四人無理心中の事件の関係者であることが告げられた。

生き残りかどうかまでは未定。(だったと思う。)


最後になりましたが、脚本家は「野木亜紀子」。そう、「逃げるは恥だが役に立つ」や「重版出来!」の脚本家です。

どうりで、シナリオが洗練されているわけですね。


今後に大期待!!!



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