ドラマ「奥様は、取り扱い注意」第10話(最終話)の感想。楽しめました!

最終回でした。

衝撃のスタート。

「今夜のご飯、楽しみにしといて。」
(監視カメラを探している姿は、西島秀俊にバレているとおそらく把握しつつ。)

「ただいまー」

包丁なげるー!

花瓶なげるー!

「壊れたっていいでしょ?」
「全部気に入ってるんだよ。」


「お茶とコーヒーどっちがいい?」
「お茶がいい」


どんな流れだよ!


その後、西島秀俊の正体がとうとう語られていく・・・という流れでした。

「公安」、でしたね。

前半で、ドイツ行きを同僚(彼も公安でしょうね)と会話しているのを聞いて、てっきり綾瀬はるかと2人で一緒に逃げる(隠れる)とばかり思っていた私は面食らいました。

その後の、西島の会話で、二人で逃げるのではなく、これ以上、この街・この国で悪さをしないために、国外に行く、という話でした。前回の私の予想とはちょっと違いました。





「君の行動があまりにも不可解だったからだ。」

「死を装って新しい任務につくかと思ったら
 なぜか受付嬢になって笑顔をばらまきはじめた。
 こっちは混乱したよ。」

「なんだか恥ずかしい。」

「あの制服、似合っていたよ。」


西島さんは、綾瀬はるかの不可解の行動の理由をさぐるため、近づいたことを告白。

しかし。

「君と向かいあった瞬間、俺は君からなにかを感じたんだ。
 あの瞬間、俺の中から任務が完全に抜け落ちてしまった。
 俺はあっという間に、いかれてしまった。
 それまで築いてきたプロとしてのプライドと引き換えに、君といることを選んだ。」

「君を身近で監視するという名目で上をなんとか説得して
 君と結婚することができた。」

すごいな。きっと、公安でもそれなりの立場だったのでしょうね。


「君との結婚生活は楽しかったけど、同時につらくもあった。」

「君を愛すれば愛するほど、
 君を騙している罪悪感にさいなられるからさ。
 もっと君に触れたいのに、
 いつしか手を伸ばすのさえ怖くなっていった。」


ドイツ行きを考えたのは、綾瀬はるかのここ最近の行動が原因とのこと。

「あなたは、私の首に首輪をはめたいっていうの?
 私のこと愛してないの?」

「二人で逃げましょう。
 二人でゼロからやり直しましょう。」



平行線のまま・・・・


こちらは本田翼亭。

「人から強く愛されたいと思ったら
 それが勘違いでもいいから
 自分は愛されるに値する人間だって
 強く信じなさい。
 そお自信があなたを魅力的にして
 人をひきつけるの。」

「分かりました。
 頑張って、勘違いします。」




そして、夫に電話。

「でも俺は男かだから。
 いろんなことを一人で背負いたいんだよ。
 頼りないかもしれないけど、
 心構えだけはちゃんとしたい。」

ていうか、お前が不倫しなければよかったのに、なんかかっこいいこと言うなー。



広末パート。

「軽蔑した?」

「はい、ちょっとだけ。
 優里さんの気持ち、理解できるんで。」



さて、西島&浅瀬はるかパート。

「拘束されていもいいのか?
 自由を奪われていもいいのか?」

「自分の妻が冷たい人間でもいいの?
 友達が苦しんでいるのを黙って見過ごすような
 そんな人でいいの?」

「君が一番に思っているのは友情なんかじゃない。
 スリルだ。」

たしか、そういわれると、納得してしまう。

「あなたのために、かっこいい私でいたいだけ。」


戦いへの出発直前。

「こっちのほうがあうよ。
 動きやすいだろうし。」

ばれてる!笑

「いってきます。」

ここで、西島に電話がかかってくるが・・・公安上層部から、綾瀬はるかの処分か?!



玉山鉄二グループとの最後の戦い。

「うわー!気持ちい!」

戦い終わり・・・


「ただいま」

「おかえり」
妙に、西島の声があたたかいが・・・

「動くな!」
あー、やっぱり、さっきの電話は”処分”だったのか・・・

『なんという、スリル。やっぱりこの人を愛している。』

そうくるかー!


ここで、おしまい。


前作の「CRISIS」と同じように、エンディングが明確には描かれない最終回だったが、「CRISIS」と比較するとこちらの「奥様は~」のほうが、基本は明るいストーリーだったし、まだ少しは表現されていたような印章を受けた。



今回の最終回で、西島さんが公安らしい、亭主関白で不器用な愛情表現しかできないタイプなのが発覚。

石黒賢がここ2話で一気に高感度上昇。

とか、いろいろあったけど、綾瀬はるかのスリルを求める、いや楽しむ生き方!に終始する話であった。

玉山鉄二との戦いにも、西島さんが参戦しないかなーとか思っていたが、参戦してしまうと、綾瀬はるかの最強キャラが少し崩れてしまうし、それに、ドラマのように、最後のバトル!といった終わり方にもならないので、このストーリーでよかったと思う。

そんなわけで、今期でおそらく一番気になっていたドラマが終わってしまったわけだが、「金城一紀」、彼のドラマはこれからも要チェックだ!


そうそう、前作「CRISIS」も小説がでていたので、今回の「奥様は~」もでるのかな?出版されたらぜひみてみたいなー。


と、ここでふと思ったけど、CRISISでも西島さんは公安だった。

また次回も金城一紀ドラマにでることがあったら、公安役で決定だね。


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