今年は秋らしい日もほとんどなく、夏からいきなり冬になってしまったような感じがしており、さらに雨の日も長く続く。
そんな10月のこと。
箱根旅行を決めたのは、出発日の2-3日前であった。
以前行ったことのあるホテルに、偶然、空きがあることに気付き、急ぎ予約、旅行を決定。
というわけで、情報収集をする時間もあまりなかった。
また、箱根は過去にも何度か訪れているが、「箱根フリーパス」の存在自体をすっかり忘れており、おぼろげな記憶では、以前も買っていたような気するなー、というレベルであった。
というわけで、「箱根フリーパス」の存在を思い出したのは、出発当日の朝であった。
箱根フリーパスとは
小田急で発売されている、箱根旅行を目的としたフリーパス。発駅からの通常運賃(特急料金は含まれない)に加えて、箱根エリアでの電車、各種バスやケーブルカー、ロープウェイ、海賊船などのフリーパスである。
あとは美術館とか、各種施設で割引を受けられる。(入館料100円引とか)
発駅(新宿とか町田とか)と日数(2日間または3日間)により、料金が異なる点に注意。
例えば、新宿駅発の2日間有効なパスだと、税込で5,140円。
ところで、今回の箱根旅行、天気は雨。
天気予報では、2日間とも、天気は雨。しかも台風まで接近しているようだ。
バスは待ち時間の間に濡れそうだし、海賊船はデッキにはでれなそうだし、そもそも雨なので、行ける場所も限定されてしまうが・・・・ 悩んだが、時間もあまりないので、とりあえず買うことにした。
さて、本当にお得だったのか、振り返ってみたいと思う。
箱根旅行1日目、小雨。
新宿駅の小田急窓口で、新宿発の2日間を買う。そして、ロマンスカーに乗るため、特急券を別に買う。(890円)
新宿から箱根湯本にロマンスカー(特急料金は別)で移動。(1190円)
箱根湯本から入生田に箱根登山鉄道で移動。(130円)
本間美術館で割引(100円)
入生田から宮ノ下に箱根登山バスで移動。(540円)
宮ノ下から彫刻の森に箱根登山鉄道で移動。(130円)
1日目の合計、2090円。
箱根旅行2日目、雨。
さて、2日目。1日目よりもしっかりとした雨、つまり大雨。
この時点で、美術館は諦めて、大涌谷と芦ノ湖エリアでのランチをメインターゲットとする。
彫刻の森から強羅まで箱根登山鉄道で移動。(130円)
強羅から早雲山まで箱根登山ケーブルカーで移動。(420円)
早雲山から大涌谷まで箱根ロープウェイで移動。(840円)
大涌谷から桃源台まで箱根ロープウェイで移動。(1050円)
桃源台から元箱根港まで海賊船で移動。(1000円)
元箱根港から箱根湯本まで登山バスで移動。(960円)
箱根湯元から風祭まで登山鉄道で移動。(130円)
風祭から小田原まで登山鉄道で移動。(130円)
小田原から新宿までロマンスカー(特急料金は別)で移動。(880円)
2日目の合計、5410円。
そういえば、2日目にどこかでお土産を買うときに、フリーパスありますか?と聞かれて、割引してもらった記憶もあるな。
いくらだったのかすっかり忘れたが。ということで、こちらは割愛。
2日間で交通費(移動費)+美術館割引でいくら?
合計で、7500円。
ただし、フリーパス(5140円)を買っていたので、約2360円お得だった計算となる。
まとめ
今回は雨ということもあり、美術館めぐりといったことはできず、しいて言えば、1日目の本間美術館(本間木工所)に行ったぐらいで、100円割引してもらったぐらいだ。
ただ、定番とも言える、箱根湯元から出発して、登山鉄道→ケーブルカー→ロープウェイ→海賊船→箱根湯本、と、箱根をぐるりと一周するルートをまわるのであれば、美術館めぐりをほとんどしなくても、箱根フリーパスでお得に箱根旅行をすることができることが分かった。
もちろん、登山バスにもSuicaなどの電子マネーが導入されていたようだが、フリーパスで乗り降り自由、現金不要、追加料金不要!といった便利さ、そして安心感は非常にメリットがあると思う。
雨だと、あれこれ考える時間も場所も制限されるので、移動に関しては悩む必要がない、というだけでも大きなメリットだろう。
雨だと、あれこれ考える時間も場所も制限されるので、移動に関しては悩む必要がない、というだけでも大きなメリットだろう。
さらには、美術館や各種施設での割引までしてもらえるので、天気が良ければ、さらにお得に箱根旅行をすることができる。
結論、仮に雨だとしても、箱根旅行には必須である。
結論、仮に雨だとしても、箱根旅行には必須である。
次回も忘れずに、利用したい。
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