「産後うつ」と「無痛分娩」がテーマ。
そして、「産後うつ」に関連して、鴻鳥先生(綾野剛)の背負っていたもの(三浦さんの一件)がようやく明かされる結果となった。
2つのテーマを同時に描くのが定番となっている(と私が思っているだけ?)このドラマ、
今回は、分かりやすい関連性は感じられなかったが、しいて言えば、"夫婦のカタチ"だろうか。
もちろん、産後と産前という違うもあるが、そのように感じた。
どちらが素晴らしいとか正しいとかではなく、「想う」ことって大切かな。でも難しいよね。
「無痛分娩、超神!」
「いい加減にしろ。前を向けよ。お前が大丈夫じゃないんだよ。」
「ぼくにあなたの気持ちはわからない。
だからあなたを引き留めているのは、ぼくの我儘です。
まだ治療の道がある患者を放おっておくことはできない。
今あなたに必要なのは、専門医の助けです。」
「治療すれば、治ります!」
「少しだけ話を聞いてください。お願いします。」
「言ってくれよ。夫婦は二人で一つって言ったじゃないか。」
「夫婦は二人で一つ? なんだそれ。
人間は死ぬまで一人だよ、夫婦でも別々の人間だからこそお互いを尊重し合う。
そこで初めて助け合えるんだろうが!」
「他の人を頼るのは駄目なことじゃないよ。」
「赤ちゃんが0歳なら、お父さんお母さんも0歳。」
「四宮ありがとう。」
「うん?なんのことだ?」
今回は、"星野源"の回。いや、四宮先生の回でしたね。
いつものごとく、鴻鳥先生は「僕たち産科医にできることは本当に少ない」と消極的とも思える発言をするが、
四宮先生は「出産というイベントを通して関わっている産科医は、最も患者の側にいる存在なんだ。」と返す。
いやー、このコンビは本当にいいね。すばらしい。
場面、場面で、お互いが、お互いを励まし、助け、良い影響を与え合っている。
こんな関係いいね。
そして二人を囲む、医師メンバー。
今回は、吉田 羊さんと大森南朋さんがとてもよい演技、暖かい演技をしていたと感じました。
「ごめんね、なにもしてあげられなかった。良かった!」
「僕も駄目な父親です。」
次回は、松岡茉優が大暴れするのかな?
楽しみだ。
*コミック最新刊(20巻)で、今回のテーマであった「産後うつ」も取り扱いあり。
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