読んだ。新製品とのこと。
NEC製プロセッサ「NOAH-6」とあるように、以前はIntel製の「Itanium」を使っていたが、結構前に、自社製に切り替えている。
未だにCPUから自社製という"こだわり"には恐れ入る。
または、IBMがほぼ独占しているようなメインフレーム市場において、日本国内の一部の大口ユーザーからの厳しい指摘などがあるのだろうか? そして、仕方なく、採算度外視で続けているのだろうか?
NEC、メインフレーム「ACOSシリーズ」の大型機新製品「i-PX9800/A200」
日本電気株式会社(以下、NEC)は26日、メインフレーム「ACOSシリーズ」の大型機の新製品「i-PX9800/A200」を販売開始した。出荷開始日は12月1日。周辺装置(ストレージ、仮想テープ)を含む最小システム構成価格は月額910万円(税別)から。
i-PX9800/A200は、NEC製プロセッサ「NOAH-6」を搭載し、独自のCPU制御技術における処理最適化により、処理性能を10%向上。データベース更新ログ出力処理の並行動作性を高めることによる大規模オンラインシステムでのスループット向上や、高密度実装や部品配置の最適化による設置面積最大33%の削減、遠隔地からACOSシステムの制御を可能とする「リモートOPS機能」の実装などの強化を行った。
また、NECは既に以下のようなメインフレーム継続宣言をしており、今後も安心して継続利用して欲しい、とメッセージをだしている。
これも、ひょっとしたら、一部ユーザーからの熱い視線、または同様の問い合わせが多いために、会社として(いやいや)宣言をだしているのだろうか?
ACOSシリーズ継続宣言
NECのメインフレーム「ACOSシリーズ」は、1974年に誕生し、これまでお客様と共に進化してきました。NECでは、メインフレーム開発で培ってきた独自技術を磨き、さらなる発展を目指していきます。今後も安心して「ACOSシリーズ」を利用いただけるよう、「プラットフォームの継続的強化」「お客様資産の継承・価値拡大」「安心サポート」をお客様に提供し続けます。
そういえば、今年5月、日立はメインフレームのHW事業からの撤退を発表していた。
ただし、完全撤退というわけではなく、IBMと協業することで、日立仕様のようなHWを提供してもらい、そこで日立製OSを稼動させる、としている。
とはいえ、自社での開発という意味では縮小、そしてIBMとの協業という道を選んだ。
という状況の中で、NECは未だにメインフレーム事業を続ける宣言している。
PC-9800シリーズのようにならないことを祈る。
そう、私が最初に買った(買ってもらった)いやゆるパソコンは、PC-9801だった。
なので、NECという企業には未だに愛着を感じている。がんばれ、NEC.。
メインフレームは買えないが、無線LANルーターだけはこれからもNEC一筋を貫こうと思っている。
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