祝!聖闘士星矢 ND冥王神話、連載復活。ギリシャ神話のおさらいをしておこう。



熱い星矢ファンならご存知、9月から「聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話」の連載が再開されている。(週刊少年チャンピオン)

そして、11巻も9月に発売されている。


この冥王神話シリーズ(車田正美本人による正統派の続編!)が2006年に発表・連載開始されてから非常に長い年月がたっての11巻発売だ。

ちなみに週刊誌での連載とはいえ、当時から連載・休載を繰り返しているので、1巻の発売は2009年。
(Amazonの購買履歴をみてびっくり、発売翌日に購入していた。)


ところで、このペースで、連載とコミック発売を続けていったら、いったい終わりはいつになるのだろうか!?(まだまだ風呂敷を広げてばかりなので、心配だ。)


11巻発売と、連載再開(新シリーズ?)を祝して、周辺知識を整理。

突然だけど、はい。

まず、4年ぐらい前から(!!!)散りばめれれていたキーワードを整理。
  1. 蛇遣座
  2. 13番目の黄金聖闘士
  3. アスクレピオス
  4. オデッセウス


蛇遣座

創作である「黄金聖闘士」は、天文学の「黄道十二星座」または占星術の「十二宮」をベースにつくられている(正しいよね?)。

黄道は経過しているが、いわゆる古来からの「黄道十二星座」には含まれていない「蛇遣(へびつかい)座」。この特殊性に注目しての採用だろう。


13番目の黄金聖闘士

ここから先は、まさに、必然。
十三番目の星座 → 十三番目の黄金聖闘士、である。



アスクレピオス

「へびつかい座」のモデルとなっているのが、アスクレピオス(アスクレーピオス)というギリシャ神話随一の名医。


ちなみにアポロンの子供である。

ちなみに、アポロンは、星矢でも(おそらく車田先生のなかでは「無かったこと」になっていそうな)天界編でも少しだけ登場している。

ところで、このアニメが公開された当時、続編を待ちわびていたのだが、続報は全くなく、しかも悪い噂しか耳に入ってこず・・・。

という状況で、週刊少年チャンピオンで発表された、正統の続編!、「ND冥王神話」。当時はすごく興奮したのを覚えている。
(ちなみに、当時は週刊誌にしては珍しく、綴じ込みばかりだった。)


さらに、おまけとして。

この天界編、無かったことになっているような印象を受けたが、どうも、ちょこちょことではあるが、当時の設定が回収されているような印象を持っている。
ある意味すごい。

アスクレピオスの杖

こちらもギリシャ神話。アスクレピオスの持っていた蛇のまきついた杖。
医療のシンボルとして世界的に広く用いられているマーク。
有名なところだと、WHOのマークとか。



蛇?

蛇は脱皮を繰り返す。
そこから、再生、治癒、といったイメージが(古来から)ついている。

ちなみに、これは日本の古代史でも同様。

そんなわけで、医療=蛇=アスクレピオス、なのだろう。


オデッセウス

このギリシャ神話の医療の神「アスクレピオス」の生まれ変わり、という設定なのが、数年前から名前だけ明かされてままで、9月に入ってからとうとう復活した「オデッセウス」という十三番目の黄金聖闘士。


さあ、これからの星矢に期待!


最後に、ギリシャ神話を楽しく学ぶにはこの本がおすすめ。

著者の「藤村シシン」さんは星矢にどっぷりとはまり、結果、人生をギリシャにささげることになってしまった(?!)女性。楽しめる本です。


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