[ビッグコミックオリジナル]「卑弥呼」が面白い。[リチャード・ウー×中村真理子]







リチャード・ウーが原作、中村真理子が作画の「卑弥呼」が、小学館のビッグコミックオリジナルで9月から連載開始されています。

ちょうど先週で第5話まで読んでいますが、面白いです。


邪馬台国が舞台で、タイトルの通り、その女王・卑弥呼を描く物語のようです。


「ヤノハ」が主人公のようですが、「モモソ」も主人公と同格レベルで描かれています。

粗っぽく、目的のためならば手段を選ばない人物として描かれている「ヤノハ」に対して、「モモソ」は、世間知らずの、巫女の見習いとして描かれています。



「モモソ」?


「巫女」?



おそらくピンときた方も多いでしょう。

そう! 近年、「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)」、つまり「卑弥呼」と同一人物ではないかと言われている人物です。

このことから、「モモソ」=後の「卑弥呼」が予想されます。



実は、前回(第4話)まで読んで、「モモソ」が後の「卑弥呼」となり表の世界で活躍し、「ヤノハ」が(「モモソ」の知らないところで)影で汚い仕事をする、そしていつしかその微妙な均衡が崩れて、「ヤノハ」が「モモソ」に取って代わって。。。。というようなドロドロとした展開を予想していました。




しかし、私の予想は、第5回にして、早速、崩れたのでした。

あまりにも早い、「モモソ」の退場でした。



ますます悪に手を染めていく「ヤノハ」。

果たして、「モモソ」なき今、「卑弥呼」は誰か?

そして、どのように誕生していくのか?


次回も楽しみです。








原作のリチャード・ウーさんは、別名義(ペンネーム)で長崎尚志という名前でも活躍されています。



おしまい。


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