ドラマ「義母と娘のブルース 」第3話の感想。「夫婦は二人で一つですから」



「すいません、ちよっと立ちくらみが。。。」

「あー、おの女、夜も戦国なんだー。」

いやいや、発想が下種すぎます!




「亜希子さんって几帳面だよね」

「私、失敗したくありませんので。」

あれ?どこかで聞いたことあるセリフが。。。!?




「なんでしょう?」

「なにか後ろめたいことでも?」

「古参のクライアントに対する手土産は
 ミスの発覚やお願いと相場が決まっておりますが。
 なんでも言ってください。
 夫婦なんですから。」

「PTAの集まりって行ってもらってもいいでしょうか?」

「全身全霊をかけ、コミットするのみであります。」

きっと『コミット』という単語を使いたかったんだろうけど。。。笑。



「私の今現在の肩書きは、母親。
 ならば、PTAは私が取り組むべき
 モーストインポータントミッションと理解しました。」


この表現も。。。。笑。




「私の義母にとって
 専業主婦は世を偲ぶ仮の姿。
 その実態はどこまでもどこまでとどこまでいっても、
 キャリアウーマンだった。」




「まずは質問を2、3よろしいでしょうか?
 これだけの人員が必要なエビデンスを教えてください。」

「了解しました。ではもう一つの質問。。。」


「質問です。
 なぜこのような係が必要なのか
 教えていただけないでしょうか?
 そもそも自動車や自転車を禁止していまえば
 この係をリストラできるんではないでしょうか?」

「運動会は運営方法は長年の経験をもとに決定されているの。
 なんにも分かんないくせに、黙っててもらえる?」

「分からないからお尋ねしているのですが?」

「分かんないだったら、黙ってるでしょ、普通!」

「では、聞くは一時の恥
 聞かぬは一生の恥という、ことわざについて
 本谷さんはどのような見解をお持ちですか?」

「あんた。ケンカ売ってるの?」


いやー、こんなの現実にあったら、ドキドキものですね。
まあ、ちょっとスッキリするけど。





「急に来られなくなったって。」

「口裏をあわせて、みゆきちゃんを避けた可能性があります。
 だとすれば、アンナちゃん達がそうした原因を明らかにし、
 対処を考える必要があるでしょう。」

「そういう、恥ずかしいことをしないで!」

「前向きに善処することのどこが恥ずかしいのですか?」


子供は、難しいですね。





「みゆきちなん、その子達に嫌がれるようなことをしてしまったのでしょうか?」

「あんたは?
 あんたはなんかした覚えはないのかい?
 最近。学校関係で。」

「あくまで親同士の話ではあって。」

「でも、まさか大の大人がそんな大人気ないことをするんでしょうか?」

「だから、大人気ないっていうんだよ」


納得(笑)



「PTAでの私の発言が気に入らないからと
 みゆきちゃんと自分の子どを遊ばせないように指示した
 親達がいたようです。
 今日のお家会はドタキャンされたようです。
 当然のことながらリスケの提案もありません。
 極めて悪質です。」

「ひょっとして亜希子さんって怒ってます?」

「怒ってなどいません」

「亜希子さん、怒るとこういう風になるんですかー」

「私はただ、その輩を戒めるスキームを考えているだけです。
 その輩達の根城であるPTAを叩き潰し廃止に追い込みます。」

「廃止?」

「御心配なく、敵に気づかれぬよう、水面下で動き
 一気に奇襲をかけますので。」

「でも、子供のケンカに親が出るってのもどうなんでかね。。。」

「先に親のケンカに子供を巻き込んで来たのは向こうだと思います」

「でも、僕はよくないと思うな」

「では、耐え忍べと?
 良一さんは不当な扱いを受けても弱者は耐え忍べと、みゆきちにそう教えたいんですか?


「勝てばいいんです。
 勝てば官軍です。
 みゆきちゃんがどれだけ楽しみにしていたと思っていんですか?」


「罪のない子どもの気持ちを踏みにじって、私はそんな大人を許すつもりはありません」


「でも、ぼくは何か、違うと思いますよ。。。」





「パーソナリティも考慮せず、タスクをアサインするなんて
 私はむしろマネジメン側に問題があるかと思いますが。」



いわゆる、ちょっと意識高い系と思われそうなビジネス用語を、おもしろく使っている。
まあ、これはお笑いとしてみれば、それはそれはまあ笑えるので、細かいツッコミはなしで。





「この会話は念のため録音させていただいております。」

保護者同士の会話で、しかも、学校で、録音か!?




「では、PTAは抜き、私一人で運動会を成功させてみせます。」

「楽しい運動会になること期待しています」











「僕は確かに、今回の亜希子さんの行動に賛成ではありません。
 でも、亜希子さんの、味方です。」



「矛盾をはらむ発言かと」

「でも家族ってそういうものですよね?
 ダメだから間違ってるからって
 異動もリストラもできないですよね。」


「離婚や別居は、異動やリストラにあたるように思いますが」

「じゃあ、辞めてもらいますよ、みゆきの母親。
 今日をもって、あきこさんは解雇です。
 って、そんなのここまできて嫌でしょ?
 その、僕だって、嫌ですし。
 だから、一緒にいい結果になるようにがんばりませんか?


良一さん(竹野内豊)、最高!



「私一人で運動会を成立することになってしまいました。
 どうすれば、良い結果になるでしょうか?」

「はあー。。。」

さすがの、竹野内豊も、これには驚いた!(笑)




「本当に私一人で無理かどうか
 まずはわたしの提案を聞いていただけないでしょうか?」

「私のママなら。私が嫌われるようなのことしないでよ!」

「先生、子供が、こんな発想になってよろしいのでしょうか?
 長いものには巻かれればいい。
 強い奴には逆らうな。
 本当のことは陰で言うのが正しいんだって。
 大好きなお父さんとお母さんがそうやっていたんだから。
 私は大事な、一人娘にそんな背中をみせたくありません。」



「私の義母はキャリアウーマンだった。
 誰よりも戦う、かっこいい、キャリアウーマンだった。」

やばい、このタイミングで、またこのナレーションが入るか!!

しかも、子供の声で。

泣きそう。





「それでは、ご提案をさせていただきます。」

なんか、ビジネスっぽい(笑)


「みゆきも手伝う」


「ちょっと、なんでおまわりさん来てんの?」

「こんな機械入れるなんて。ズルじゃない!」

「一人でやるとはお約束しましたが
 同じやり方をするとは、一言も言っていません」

「でも旦那に手伝ってもらうとか
 もう一人じゃないよね。」

「夫婦は二人で一つですから。」

さすが、竹野内豊!



「体一つでは無理ですよ。」

「無事終わればいいんですけどね。
 子供達のために。」

この親、ちょっと嫌い!




さすがに、てんぱってっくる、綾瀬はるか。。。

「しばし、お待ちくださいますか!
 失礼いたしました。
 順に対処いたしますので。。。」


すると、そこに。。。


「私も手伝います。
 なにやればいいの?」

「ねえねえ、今年あの人一人でやるんだって。
 手伝おうか?」

自発的に動いてくれる保護所がちらほらと!!



「これじゃあ、私達悪物じゃない?」

そう、悪者です!



「できちゃった結婚でやめさせられるって感じだった。
 ホントはあんたみたいに
 バリバリ働きたかったのかもしれないねー。」


「お掃除してくださったのですか?」

「ステキな運動会でした
 よかったですね
 PTAなんていらないってことが証明できて。」

「証明されたのは、やはり、PTAは必要だとことじゃないでしょうか?」

「業務をスリム化し、はったりの警官をおいたにもかかわらず
 やはり私ひとりではまわりせんでした。
 証明されたのは、PTAという名であるかどうかはともかく
 学校にとって保護者の組織は
 マストだということではないでしょうか?」

「それに、この1日で私は何度も聞きました。
 去年はこんなじゃなかったのに
 去年はやってくれたのに。
 正直、そこまでやるから大変になると思う部分もありましたが
 ずっと矢野さんがきめ細やかにお仕事をされていたのだと感じました。」


チクリと攻撃!(笑)



「ただ理想と言われるかもしれませんが
 保護者の組織は押し付けではなく
 今日のようにポジティブに参加できる組織であってほしいと思います。
 そのだめの業務のリストラ
 スリム化などの改革はなされるべきではないでしようか?
 PTA会長。

「そこまで言うなら
 私に仕事のやり方
 教えてください。
 元部長。


PTA会長から、元部長、そうくるかー!




「ひとつだけ、うまくいかなかったことが。。。
 みゆきちゃんと良一さんの二人三脚。
 あれだけはなんとしても撮ろうと思っていたのですが
 結局、取り損ねてしまいました。」

「いいんですよ、そんなの、来年。。。
 来年のことなんて分からないし。。。
 奇跡って割とよく起こるし。。。」

すると、そこで、綾瀬はるかの携帯(ガラケー)が鳴る。


そこには、竹野内豊と子供が二人三脚する写真が!!!!

送り主は、PTA会長!!!


「わたしも子供の写真、撮れたためしがなかったので。矢野。」


やばい、運動会で撮っていたのかー!!

泣きそう。

「奇跡だ」



ところが、これで終わればいいのに、最後にチラリと。。。

「初めて、3人で過ごす、夏のはずだった。。。」

しかも、竹野内豊が病院に向かう姿。。。。

嫌な予感しかないぞー!!!


おしまい。


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