「いつまでも白い羽根」第4話の感想。「生きる姿勢」



「本来であればチヨがいくはずだった。
 でも妊婦を外地に送り出すわけにはいかないと、おふくろが交代を申し込んだ。」

「チヨが行けよ」

「仙蔵、男がメソメソするもんじゃないぞ。」

「仙蔵、チヨちゃんを責めるな。
 母ちゃんは自分から行くんだ。
 傷ついた人を救うんだよ。
 それが看護婦の母ちゃんの仕事だよ。」


「それ以来、会ってねえ。
 幸せになってたら絶対に許せないと思ってたんだ。」

「千代さんから何度と手紙がきた。
 でも読まずに捨ててたんだ。」


「お前をみてたら
 こんときこことを思い出す。
 俺にもお前みたいに
 真っ白な時があったんだってことをね。」

「誰かを憎む自分が許せねえんだろ?」


ということは、千田さんも、この子供時代、頭では分かっていた、しかしどうしてもチヨさんが許せなかった、そして、そのような自分をとても許せなかった、ということか。



「お前に頼みたいことがある。
 その手紙を渡してくれねえか?」

「そんなに大切なもの引き受けられません」

「頼む。
 最後にここが黒いままじゃ死んでも死にきねえ。」






「人の好き嫌いってなんだと思う?」

「なにかされたわけじゃないのに
 いけ好かない人がいたり、
 親切にされたわけじやないのに
 好きだなと思う人がいたり、
 そういうのってなんでたと思う?」

「私ね、生きる姿勢だと思うんだ。
 その人の生きる姿勢が好きか嫌いか。」


あー、これ、そうかも。
なかなか鋭い視点!


「人は最期まで
 その人らしく生きるんだね。」



そして、千田さんが亡くなってしう。。。




「担当患者が死亡する学生がもうでたようです
 動揺が広がならければいいのですが。。。」

「動揺するのは、真っ白な証拠じゃないですか。」


しかし、この学園長は「真っ白」という言葉が好きだね。

ドラマのタイトルにも「白」という言葉が入っていて、このドラマの重要なキーワードであることは想像できるけど。。。

早く、学園長の過去が描かれることを、楽しみにしています!


「いつまてそんな顔してるの?
 早く気持ち切り替えなさい。」

まあ、そうかもしれないけど、そんなに機械的に切り替えできない時だって、あるでしょう。。。



日野瞬矢からの提案。

「その花房チヨさんって人、自力で探してみよう!」

さすが、「恋愛パワー!」笑


しかし、そのチヨさんが三年前に亡くなっていたことを知る。

ただ、その事実を知ることができただけでも、良かったと考えるべきなのか、これは?

しかし、私のモヤモヤはなかなか晴れずに、これ、本当に綺麗に落ち着くのか?という点が気になってくる。。。

もしあとあるとしたら、仲介役となるはずだった孫の佑太に会い、「実はチヨさんが生前。。。」などといった話が語られれば多少は。。。。と思いつつ、残りをみる。




「俺と付き合ってください!
 きっと、俺と一緒にしたら君も楽しい。」

いや、こんな男は嫌いです!笑



「私、千田さんになにもしてあげられなかった。。。」


「できることするしかないんじゃないかな?
 今できることを精一杯してみて
 それから看護士になるかどうか考えてみたら?」



さて、(イケメン医者から売春よばわりされていた)遠野藤香さんのシーン。

「これはきみだね?」

「私は何もみなかったことにするよ。
 人のすることには、いいことも悪いことも
 必ず理由があるはずだ。
 伝えたかったのはそれだけだ。」


ひょっとして、妹の敵が、学園長であることがいよいよバレれるか!と期待したが、今日は違ったようだ。


「人生で無理をしなきゃいけない時って、必ずあると思います。
 私にとってそれが今だから!」

佐伯典子さんはいよいよ夫に嫌気MAXで、離婚か!?


「木崎さん
 学校に戻りなさい。
 今すぐ実習停止!」

ドラマ終了のラストのラストにこういうシーンをもってくるのは、ちょっとズルいな。。。

しかも、たいていの場合において、次回の冒頭や中盤などで、実はたいしたオチはありませんでした!とかが多いし。。。


最後に。。。。千田さんの手紙、やっぱり、なんだかすっきりしない終わり方でした。
この部分、もう少し描いて欲しかったなー。。。

おしまい。


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