ドラマ「anone」最終話の感想。「おかえりなさい&ただいま」

最終回でした。



「病院いくと名言聞かされるので。」


「なんでもないって時は、なにかある時」


「君はあの日、この病室で嘘をつきました。
 先進医療を受けます。
 なによりも生きて帰ること。
 それが君がしようとしてくれたことに報いる
 たったひつとつの方法なのだと思います。」

「彦星くんの決断何度も読み返しました。
 ありがとう。
 ありがとう。」


「うまく行けば行くほど
 君から遠ざかっている気がします。」



「僕、諦めてませんから。
 幸せにしますよ。
 絶対ですよ。
 ちょっとだけ寝るだけですから。
 すぐ、起きますよ。」

以前は「生」を半ば放棄していた持本さんだったけど、今は違う。
生は先細くなりつつあるけど、非常に前向きだ。悲しいぐらいに。。。


「あんたはすごいよ。
 カッコいい。
 世界一カッコいいよ。」


ただ、持本さんを変えたのは、あなた、青羽さんだよ。



「一番好きな色は?」
「青羽さんの青」








「人生ってね、やり直せるんだよ?」


「想像することはあります。
 あのとき、もし違ったらどうなっていたんだろうって。
 でも、それはなかったから。
 ここが今の自分だから。」



「生きてんのつらくない?」

「つらいですよ。」

「つらいからって
 つらい人がつらい人を傷つけるの馬鹿みたい」



「僕、おじいちゃんの赤いライターで。。。」

「そんなライターなかったよ。
 おじいちゃんが持ってのは青だったし、
 俺が持って帰った。
 人間の記憶って嘘をつくことがあるんだよ。」

中世古さん、気になっていた陽人とようやく話ができた。
そして、陽人のことを思って、嘘をつく。


「じゃあ、なぜ火事になったの?」

「俺が火をつけたからだよ。」

「それは。。。いいこと?」

「悪いとこ。」






3年後、亜乃音さんが出所する。


「22歳にしてはあんまり伸びてないね」

「おかえり」

「ただいま」



「あ、そこに、持元さんが。。。
 いるらしいです。」

え?このドラマ、そういう超常現象あつかうドラマだったっけ!?

しかも、幽霊として登場させる意味は。。。?


「おかえりなさいって言ってます」



「ここって、私の家?
 いつでも、帰ってきていいところ?」


「そうですよ。
 当たり前ですよ。」

「私、一人暮らししようと思ってる」


「一人になってみたいの。
 自分で決めて、一人になるの。
 帰れる場所があるから、一人で頑張ってみたいの。
 たまに帰ってくるから。




坂本裕二の不思議系ドラマ、とうとう終わりました。

一応、最後は綺麗に終わりました。

そして、「おかえり」「たたいま」といえる場所。


ただ、彦星くんとの数年後の関係が全く描かれておらず、そして一人暮らしをするというハルカの行動から想像するに。。。。

ただ、それがハルカの「想い」であるならば、それで良かったのかな?

人はいろいろな人と出会い、そして別れていく。


また次回の坂本ワールド・ドラマにも期待!


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