2月19日のソフトバンク「おとくライン」"長時間"通信障害に思うこと。



2月19日、朝から、ソフトバンクの「おとくライン」で通信障害が発生していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180219/k10011335161000.html


http://tm.softbank.jp/otoku/obstacle/

夕方、また一部では夜まで障害が継続していたようです。


お客様各位
いつもソフトバンクをご利用いただき、誠にありがとうございます。
本日、下記のとおりネットワークの通信障害が発生しておりましたが、2018年2月19日(月)午後6時44分に復旧しましたので、お知らせします。
ご利用のお客さまには、ご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
             記
(発生日時)
2018年2月19日(月)午前9時30分頃
(復旧日時)
2018年2月19日(月)午後6時44分
(事象)
おとくラインからの東京都内の一部の固定電話発着信において、利用しづらい状況になっておりました。
(原因)
固定電話網の通信設備の不具合による影響
(お客様へのお願い)
稀でありますがお客様のご利用のターミナルアダプタ(TA)の機種によっては、ISDN回線がご利用になれない場合があります。
この場合、お客様のTA電源をOFF/ONして頂きますようお願い致します。
また、電源入れなおしでもISDN回線がご利用になれない場合は、こちらへお問い合わせください。


ソフトバンクの発表では明らかにされていませんが、全体障害で、期間中は全く利用できなかったのではなく、一部障害、または断続的な障害(不安定)であったように感じています。




また、続報で、「NTT局舎内のソフトバンク設備の障害」ということですので、実際の障害箇所がどこだったのか、また責任範囲はNTTとソフトバンクのどちらだったのかが気になりますので、更なる続報を待ちたいと思います。



さて、数日たち、この件について思うことがあります。

日本では特に固定電話「神話」とでも言ってもいいほど、固定電話への安定性・信頼性を求めています。

(まあこれは固定電話だけには限らず、他のライフラインや各種製品にも言えることですが。)


ところで、NTT東西がPSTN/ISDNのIP網への移行を発表しています。
移行とはいっても、別技術ですので、今利用しているPSTN/ISDNと全く同等というわけにはいかず、特にIT業界で関連されている方にとっては、現実的には、現行の固定電話サービスの終了と認識していおいたほうがよいかと思っています。


今回の長時間障害がニュース等でも取り上げられたことで、「固定電話」というキーワードがまた広く一般に再認識されることになりました。

そんなわけで、結果としては、良かったのかなとは個人的には思っています。


ソフトバンク「おとくライン」はまだ固定電話サービスについてサービス終了等の発表はしていませんが、「固定電話まだ利用していたっけ?」、「固定電話サービスも終了が近いみたいだし、そろそろ切替について真剣に考える必要があるかもしれないな」、「長時間障害に備えて、別の経路を確保しておいたほうがよさそうだな」などと考えるよいきっかけになったのではないでしょうか?




さて、ふと、思いました。

あるサービスを終了させる場合、サービス終了予定の発表をすると同時に、小さめな障害をたま-に意図的に発生させたらどうでしょうか?(もちろん、実質的な影響はない程度で。。。)


ちょっとやりすぎかな。。。?


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新聞広告でたようですね。


最後になりましたが、当障害に対応いただいていた(または障害後の対応をまだ実施されている)方々、お疲れ様でした(お疲れ様です)。


おしまい。


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