仮面ライダービルド第20話の感想。「戦兎と万丈の友情に感動、そしてカシラの名セリフ!」




「禁断のアイテムってことは、その代償もあるんだろう?」

「正解、そいつを装着し続けると自我を失う可能性がある」



「どうしてこれを俺に?」

「それは、なぜお前を生かしたかっていうのにもつながる。
 お前しか、万丈龍我を止められないからだ。

 万丈は生まれながらにして
 戦う才能をもった、いわば天然もの。
 
 かたや、お前は、科学という文明の力で強くなる養殖もの。

 二人が切磋琢磨して強くなることがおれの望みだ。」


まるで、二人が魚のように例えられているのに、少し苦笑い。


「それがあんたの目的とどう関係あるんだ?」

「その答えはまたの機会にしよう。チャオ!」



「治癒能力?
 体内で異変がおきているのかもしれない。」


「拡張アイテムだ。
 戦闘が長くなると能が刺激に耐えられなくなって理性を失う。
 目に見えるものすべてを破壊する。」


「この先も俺について来るなら
 これだけは絶対に守れ。
 絶対に死ぬな。」

さすが、カシラ。かっこいい。



「おまえたち、倒されたら消滅するのか?」

「俺たちは死なねえ。
 カシラと約束したからよ~。」

カシラにして、弟子あり。
熱い師弟関係である。


「戦いを終わらせるために、俺は強くなる!」
「もっと、もっと、もっと!」

こちらも(根っからに)熱い男。



「なにを、言っているんだ?
 それは北斗を責めるって言うことだぞ?」

「守るだけでは戦争は終わらない。
 勝って国をひとつにすることが
 戦争を終わりにする唯一の方法だ。」


うーん、ビルドのすごい点のひとつですね。
「仮面ライダー」という枠で、かつ子供向けの番組の中で、非常に難しい、そして繊細なテーマを扱っています。






「俺たちは相手を倒すために戦っているのではない。
 東都の街を守るために戦ってるんだ。
 戦争に反対だって意思を示すんだ。」

これはあくまでも一方の意見であって、他方が聞く耳を持つ、またはそのような機会でもない限り、つらい現実が待っているだけですからね。


「ぶったおすしかないんだよ!」

「そんなに力を見せつけたいか!
 たしかに、おまえは強くなった。
 だけど、それはスクラッシュドライバーのおかせだ。
 勘違いするな!」

「ふざけんな!
 俺はお前が。。。。!」


ここで、邪魔が入ってしまった。さすが、ドラマ!!!



「大臣、私の力で治せないかな?」

おっと、なにげない美空の一言がでる。
きっと近い将来、美空が泰山を回復させる伏線か!?と思いきや、なんと、早くも今回そのシーンが放送されるとは思いもしなかった!

相変わらず、ビルドの「テンポのよさ」には驚く。



「あの筋肉バカ!」

「それは違うよ。
 今度はおれがあいつの力になる番だって。
 万丈は、戦兎のために、戦争を終わらせるって思ってるんだよ、」


とうとう、戦兎に伝わった、万丈の戦う「真意」。



「俺が戦争を終わらせる。
 これは正当防衛だ。
 俺がこの国のリーダーだ。」

繊細な問題ですが、ここまでくると、ちょっと「行き過ぎ」ですね。
ただ、はたからみているとそう意見できるのですが、自分が当事者だったり、またはその支配下にいたとしたら、はたして、そのように感じることができるのか。。。!?




「おまえにこの国を束ねる資格はない」

というわけで、泰山の回復!(ナイスジョブ、美空!)


「もう東都からでていけ!
 もう親子でもなんでもない。」

「いいだろう、なら、好きにさせてもらう。
 パンドラボックスは俺のものだ。」


「渡さない。」
「決着のときだ!」


「まだ、終わらないぞ。
 俺は必ずお前たちの前に現れる。
 更なるチカラを手に入れてな!」

このセリフのとおり、ナイトローグ(幻徳)の再登場は確定でしょう。
願わくば、次回の再登場時には、真の平和を願う戦兎の見方という立場での再開を期待したいものです。



さらに、悲しいイベントがここにも。。。

「やめろ。もうやめるんだ!」

「俺は勝つ。
 戦争を終わらせるために、勝ち続けるんだ!」

「筋肉バカが、泣かせることしやがって!」



「ハザードオン!」


「俺がおまえをとめる!
 この身をかけても!」


「スーパーベストマッチ」

今度は「スーパー」ときました!


「アンコントロールスイッチ
 ブラックハザード」


「やべーい」


なんだか、変身シーンのセリフもちょっと変わっていましたね。





次回、「ブラック」ビルドに変身した戦兎。そして、どうやら自我を失いつつあるシーンが描かれそうですね。

次週も期待!



0 件のコメント :

コメントを投稿