有明にある「虹の下水道館」と「東京都水の科学館」をハシゴしてきた。(その1)

子供の「トイレの水はどこに行くの?(流れるの?)」という疑問をきっかけに、本ではなく、"水"、特に"下水"に関連する体験学習ができそうな施設を探してみました。

すると、お台場近くの「有明」地区に「虹の下水道館」なる体験施設があることを知りました。


先日、行ってきましたので、簡単ですが体験レポートです。




「虹の下水道館」

http://www.nijinogesuidoukan.jp/


東京都の下水道局の運営です。
ちなみに、東京都江東区の有明「水再生センター」内にあります。

ところで、「"下"水道局」というのがポイントで、後述する「東京水の科学館」のほうは「水道局」の運営です。

さらについでに、水道橋・御茶ノ水にある「東京都水道歴史館」も「水道局」の運営ですが、こちらは東京都の水道の歴史を扱う博物館のような位置づけです。


さて、話を戻します。

当日は、電車で向かいました。

「りんかい線」の「国際展示場駅」をでてまっすぐ右に進みます。
公式HPで徒歩12分とある通り、それなりに距離はありますが、歩道等も広く、それほど交通量もないので、ゆっくりと歩けます。


「有明清掃工場」の大きな煙突を目印に進むと、「キノコ」の形をした建物がありました。




この「キノコ」が「有明水再生センター」で、この「キノコ」の5階が「水の下水道館」でした。




いろいろな展示物等がありましたので、私の"オススメ順"にいくつか紹介したいと思います。

1.アース君のいえ

ダントツでここが一番のオススメです。

モデルルームのような家の内装がとってもよく再現されており、台所、お風呂場、洗面所、トイレ、洗濯機などが実物サイズで実際に設置されています。

洗濯機だけは実際に水を出すことはできませんが、それ以外は、実物の蛇口をひねって、水をだすことができます。

そして、ここからがこの体験施設のすごいところ!


下の写真で、床下が透明になっているの分かりますか?



水の流れが「みえるように」床下の一部が透明になっていて、また床下の配管の中を流れる水の様子が実際にみえるようになっているのです!


実際に、自分で蛇口を捻って水をだし、その水の流れを自分の目で追うことができるなんて、本当に素晴らしい体験です。




2.下水道ひろばの「ボールサーカス」

写真がなくてすみません。
(子供達で大人気で、写真が撮れなかったので。。。)

イメージとしては、くもんの玩具で「くみくみスロープ」の大きい版といったら伝わるでしょか?

「水の一生(水の循環)」がテーマと思われますが、雨、川、浄水場、家庭、といった一連の流れを、自分でボールを転がしながら体験することができます。

下水道の体験施設なのに、ちゃんと上水の流れも含めて体験できる点がポイントが高いです。

そして、ボールの色が2種類あり、水再生センターでのこれらのボールの分岐にちょっと感動してしまいました。


また近くには、あの「サカナくん」の絵の展示もありました。




3.お仕事体験プログラム

小学生以上という制限がありましたが、時間帯等によっていろいろな体験ができるようです。
ちゃんと子供用の制服もありました。

お仕事体験に参加しなくても、見学用の、ポンプ所、中央監視室、水質検査室などを(外から)覗くことはできました。



4.レインボーシネマ

4種類の映画(5分~20分程度)がありました。

上映時間がきまっているのかとばかり思っていたら、違いました。

実は、時間が決まっているのではなく、受付で(「XXXの映画がみたいです」と)申し込むと、すぐに上映してくれました。

まさにプライベートシネマです!

実写あり、アニメあり、と、子供も楽しめる映画もありました。



<最後に>

有明地区ということで、駅からも距離があり、アクセスに多少の難はありますが、ぜひ体験したい(体験させたい)施設のひとつです。

実は、事前にすぐ近くに「東京都水の科学館」もあることを調べていたので、当日は「虹の下水館」の見学が終わると、すぐに「水の科学館」に向かいました。

その話は次回に!





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