ドラマ「コウノドリ」第8話の感想。「それぞれの道の選択。」

四宮の悩みは、単なる他病院への引き抜きではなく、自分の目指す産科の道の将来を掴むためであった。

さて、しかし、お父さんが倒れたと聞き、急ぎ能登へ帰る・・・というのが出だしであった。

と、平行して、実は、ここ数回に渡って、ちょっと雰囲気のおかしかったNの白川先生に焦点があてられる。

これはちょっと自分も反省しないとなー、と思いながら観ていた。
慣れてくると、自分が正しいと思い込んでしまうこと。
これは誰もが陥りやすいことだと思う。

自分の判断を疑わず、そして自分以外の誰がダメにみえる。

うーん、注意せねば!と感じました。


さて、ドラマに話を戻します。

結局、白川先生は、上(自分が主)ではなく先(医療・患者が先)を目指すことを選択。
そして、彼の選択を皆で応援する姿が映し出される。

ひとまず、こっちは落ち着いた。あとは四宮のお父さん、そして、彼の将来の選択は?!
今週はここまで。次回!


ペルソナのメンバー、各自が各自の”想い”で道を選択しています。
道がバラバラなのはちょっと残念ですが、祝福しているまわりのメンバーの存在も含めて、すばらしいことだと思います。
いつか、一つになることができますように!、と祈ります。




そうそう、白川先生と新井先生の出会い、実はサクラ先生の作戦だったようですね。
ニクイ演出です。





「医者として上をみろ。」


「お父さんから聞いていますよ。
 自慢の息子だって。」


「自信がついてくると、自分の考えに固執してきてしまうからね。」


「俺はこの町を子供が産めない町にはさせたくない。」
だったら、生きろよ!

「まず、父さんが生きることを考えるべきだろ。」

「湿っぽいのは簡便だ。
 せっかく家族が揃った。食べよう。」



「自分の過ちから逃げるんじゃない。」


「悔しくてこう思ったの。
 もっと経験積んで、勉強して、どんな赤ちゃんでも観られる
 無敵の新生児科医になってやるって。」

「どんな子供たちにも可能性があるから
 自分ができることを精一杯やりたい。


「悔しいです。」
「その気持ち、忘れないでね。」


一日一生


「上を目指すんだね。」
「違う、先を目指すんだ。
 俺、自分がどんな医者になるかってことばっか考えて、
 患者に寄り添う気持ち忘れてた。」

「それでも僕は白川先生を応援して送り出してあげたいんです。」

「今よりももっといい未来を届けることができるかもしれない。」

「俺はいくつか最強の新生児科医になるから。」


「医師として、成長すべき道をみつけ成長したいと思っている、
 大切な後輩の背中を押してあげたいんです。」


「みんな将来に悩み生きている。
 最初に敷かれた道を歩み続けるものもいれば
 一度立ち止まりまた歩き出すもの
 交差点に差し掛かり、違う道を選ぶもの 
 近道を探すものもいる
 誰もが通りたがらない道を自ら選ぶものもいる。
 僕たちはこの先どんな道を選ぶのだろうか。
 僕にもきっと選ぶべき道があるはずだ。」


おしまい。



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