普通のレゴと幼児用デュプロのブロックの互換性をチェック。どれだけカチッとハマるのか?

普通のレゴ(クラシックなど)と幼児用のレゴ・デュプロのブロックの互換性の実験をレポートとしてまとめたいと思います。

ちなみに、ネットをあさると、この種の確認はよく見当たりますが、通常のレゴとデュプロのレゴ、2つの種類のブロック同士の「はまり具合」(くっつき具合)は探すことができなかったので、今回のレポートを作成することにしました。

(もし既に確認済・公開済の方がいたらすみません!)



まず、よく言われていることですが、デュプロは普通のレゴと比較して、縦、横、高さ、それぞれが「2倍」になっています。


写真をみてもらったほうが理解が早いと思います。

左がデュプロの2x2のブロック、右が普通のレゴの2x2のブロックです。(プレートではありません。)



この場合、下の写真のように、ちょうどデュプロの上に普通のレゴはカチッとはまります。



実は、この逆は、出来ません。
つまり、白いデュプロの下に、一回り小さいレゴははまりません。


これ、なにが困るかというと、下の写真みたいに、大きなデュプロのプレートの上に、普通のレゴはカチッとはまるのですが。。。



写真をもう一枚。



デュプロのプレートの下には、サイズの小さいレゴのブロックをはめることができません。「ゆるい」とかではなく、下の写真のように、「全く」はまりません。



そういうわけで、普通サイズのレゴをたくさん並べて壁を作り、天板や2階として、デュプロのプレートを置く、といった使い方はできません。

普通サイズにしろ、デュプロにしろ、下にブロックをはめられない基礎版ではなく、下にブロックをはめられるようなプレートは、入手するのが困難なので、普通のレゴで建物を作る際に、デュプロのプレートも有効活用しようと企んでいたのですが、無理なようです。残念。




もう少し実験を続けます。

今度は、デュプロと普通のレゴで、ある1辺の長さが、同じものを組み合わせてみます。

デュプロは2x8のプレート、普通のレゴは2x4のブロックです。

つまり、デュプロの2ポッチと普通のレゴの4ポッチが同じ長さです。


この場合、前の例の通りに、デュプロの上に普通のレゴは、「カチッ」とはまります。
(下の写真)



ところで、(先の大きいプレートの下には全くはまりませんでしたが)今回は、デュプロの下に、普通のレゴがはまりました。



写真をもう一枚。



どうらや、デュプロの下に普通のレゴを組み合わせる場合は、一辺が同じ長さの場合に限り、くっつくようです。

ただし、注意が必要です。

はまることははまりますが、デュプロの上にくっつけた時と違い、カチッとははまりません。少し「ゆるい」感じです。

勝手に落ちてしまうほど緩いわけではありませんが、力いっぱいブンブンと振り回したら、ひょっとしたら外れてしまうかもしれない、というぐらいの緩さです。

普通の組み立てであれば、それほど心配するほどではないと思います。



もう少し分かりやすく同じ実験をしてみます。

こちらのブロックを使います。



こちら(デュプロが下)はカチッとはまります。



こちら(デュプロが上)は、はまることははまりますが、ちょっと緩いです。

この緩さを許容できるのであれば、普通のレゴで壁を作り、天板としてデュプロを使う場合は、1辺の長さを合わせるようにブロックを選べば大丈夫そうです。




まとめますと、散々言われている通り、デュプロと普通のレゴは互換性があります。

しかし、見た目の制限(例えば普通のレゴで2x3を使うとか)以外での、大きな注意点として、デュプロの下に普通のレゴをくっつける場合は、仮にくっついたとしても、少しゆるくなるようです。

機会があったら、また他の実験のレポートも作成したいと思います。

では今回はこれまで。


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