ITPro「システム開発の失敗を巡り裁判に至るまで、旭川医大とNTT東の2010年」を読んで。



ITPro
「システム開発の失敗を巡り裁判に至るまで、旭川医大とNTT東の2010年」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/092901143/


先日の記事とは別に、こちらの記事もITproにアップされていた。(2010年の記事の再掲のようだ。)

ちなみに先日の記事とはこちら。


NTT東と旭川医大のシステム開発失敗をめぐる裁判。逆転裁判っていうけどさ~。
http://40saiguraino.blogspot.com/2017/10/ntt.html
40歳ぐらいの雑談系日記

今日は別の観点での投稿なので、興味のない方は読み飛ばしてもらってかまいません。






今回の「システム開発の失敗を・・・」を読んで。


 09年4月の契約解除に伴い、旭川医大がNTT東日本にサーバ ーの撤去を依頼し、NTT東日本がこれに応じた。ところが旭川医大は、NTT東日本の6月25日の撤去作業で「患者データを完全に消去したかどうかの確証が持てない」としている。

 これに対しNTT東日本は、「データを病院内で消去してから、サ ーバーを院外に撤去した。このことは作業報告書で提出済みである」と反論している。

 病院情報管理システムに関して、旭川医大とNTT東日本の信頼関係は崩れてしまっている。なぜこのような事態に陥ったのか。



ちょっと、悲しくなった。


契約時には、お互いを信頼して契約したに違いない。

もちろん、成果物に対して、多少の心配はあったかもしれないが、それでも明るい未来を期待したことだろう。


ところが、一転、もう信頼ゼロとなってしまった。

今まで築き上げてきたものも一気に崩れてしまった。

それどころか、もう憎しみの対象である。


(結婚・離婚も関係も同じなのだろうか?)


ただ、ただ、悲しい。

やはり、このような悲しい事態を防ぐためには、契約前に、最低でも、双方の正しい理解、そして以降での人員・体制の準備が必要だろう。

こうなると、個人レベルでの活動は意味をなさいのだろうか? いや、そうとは思わない。個人レベルでも知識・経験といった幅を広げることは十分可能だろう。


魅力的なエンジニアとなり、そして、魅力的な組織・企業となっていきたい。



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