みずほ銀行のシステム統合、「9合目」で安心してはいけない。まだまだこれから。



こちらのニュース。

ITPro
2度延期したみずほ銀行のシステム統合、「9合目」にたどり着けた理由
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/091500378/091500001/




 総費用は東京スカイツリー7基分──。みずほ銀行の勘定系再構築プロジェクトのゴールがようやく見えてきた。経営統合から15年、「また失敗する」など批判的な見方があるなか「9合目」までたどり着いたのには理由があった。

 みずほ銀行が2012年に着手した勘定系の全面刷新は、旧みずほ銀行と旧みずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行の勘定系システムを統合するプロジェクトだ。片寄せではなく、全く新しいシステムを開発している。2018年秋にも切り替えを始め、2019年末までに全面稼働させる見込みだ。

 みずほ銀は当初2016年3月末に予定していた開発完了(総合テストの完了)を2度延期。2017年7月末にようやく開発を完了させた。今後は全面稼働に向けて利用部門の受け入れテストや切り替えリハーサル、運用試験などに注力する。登山に例えれば「9合目」まで到達し、頂上が見えてきたところだ。


登山に例えているので、登山に例えてコメント。

2度延期。しかも、悪い噂がまだ絶えない。

これは、登山に例えるならば、登山前の登山計画がちゃんとできていなかった、ということだ。

それに、9合目って、まだまだこれからで、これからが一番きついところ。

ちなみに、登山計画があまかったということなので、仮に頂上に辿り着けたとしても、そこが目的としていた山に登れたのかどうか、怪しいところである。


 スリム化をどこまで貫けるのか、企業によって答えは異なるだろう。だからこそ基幹系の全面刷新は特有の難しさがあり、業務部門と対話しながら基幹系システムを長年保守運用してきた情報システム部門の力量が問われる。9合目まで来たとはいえ、最後まで予断を許さないみずほ銀の基幹系全面刷新が、その難しさを象徴している。


なんて悪いことばかり書いてしまったが、IT業界、いや世間全体が注目している一大プロジェクトである。

関係者の皆様、体が資本です、体調を崩さない程度に、頑張ってください。
毎日、お疲れ様です!



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