2017年9月末から始まる「東西線早起きキャンペーン」について思うこと。東西線の想い出。

早起きキャンペーン、また実施するらしい。

https://hayaoki-metro.jp/



ふと思ったことを綴ってみたい。

東西線の思い出。

まずは思い出話から。

(興味ない方は飛ばしてください。)


20年近く前、少しだけ東西線沿線に住んでいたことがある。
そこから、毎日、東京方面へ通勤していた。

引越でウキウキしていたのも数日。

電車利用の初日の朝、ホームに着くなり驚いた。
電車待ちの人でホームがあふれている。

電車が到着して、更に驚いた。
乗り込むスペースがないぐらいに、もう満員なのだ。

でも、みな、無理やり乗り込んでいく。

さらに、驚いた。
ホームに立っていた、アルバイトらしき人たちが、(ドアを閉めるために)電車内に人や荷物を押し込むのだ。

中から、外から、もう挟み撃ちである。

そうか、この時にようやく理解した。
このアルバイトの方たちは、よくよく見てみると、各ドアに一人づつ配置されていて、電車に人を押し込むお仕事をしているのだ。

電車が動いてからも、驚くことばかり。

「停止信号です。しばらくお待ちください。」というアナウンスとともに、頻繁に止まるのだ。

そして、乗り換え駅や、到着駅の階段でも混雑・行列は続く。

人が渋滞していて。改札どころかホームで待つこともあった。
しかも手すりにはロープが張られ、近道やズルができないように万全の対策もとられている。



おまけに、知り合いの話をひとつ。

新卒で就職して、彼は東西線沿線のマンションを借りた。

買ったばかりのスーツで、新社会人としての期待に胸を膨らませた彼は、なんとか満員の東西線に乗り込んだ。
そして、数分後、彼のスーツのボタンは取れ、そしてスーツも少し破れた。

ボタンは紛失してしまったらしい。まああの混雑では探すどころではないだろう。自分の命を守るだけで精一杯だ。

あれだけ、混雑していたら、そりゃあ、窓も割れるよね。
混雑率は199%というし。



東西線の今。

毎日の通勤ラッシュがいやになり、私が東西線にサヨナラをしてから随分とたつ。
(もちろん、社会人をやめるという選択もあったが。)

その間、大江戸線が開通して、東西線とは門前仲町駅で乗り換えが可能となった。

以前は、東京方面の場合は茅場町まで降りる人は少なかったが、一つ手前の駅ではあるが、門前仲町駅で人の流れが少しは変わったのだろうか?

とはいえ、木場駅や南砂町駅でのマンション建設もよく耳にする。
東西線と直通運転している東葉高速線でのマンション建設もある。

乗車人数は減ってはいないだろう。
そしてこの傾向はまだしばらくは続くだろう。

あと、昔と違って、今はスマホも普及していて、みんな電車に乗ってポチポチしているしね。
昔以上に、スペース確保に夢中になって、なんだかなー。

それに、昔以上に今は痴漢もシビアな問題だ。

さて、ようやく本題まできた。
でもここまで書いて疲れてしまったので、手短に。失礼。


東京メトロのキャンペーン

東京メトロは結構前からこのようなキャンペーンを実施している。
頻繁に実施しているということは、効果が多少なりともある、ということだろう。

そして、なによりも、なんとかして少しでも(今すぐに)解消したいという努力なのだと感じる。


あとは、時間はかかるかもしれないが、なにか長期的な対策も考えられないのだろうか?

例えば、小池都知事が2階建て案をだしている。

ただ、東西線は地下鉄から発展したのに、地上を走る区間が長く、川を何度か渡るので、難しいかなとは思う。風が強いとよく止まるイメージあるし。


他には、地下鉄8号線(有楽町線)の延伸(豊洲~住吉)だと、東西線とぶつかるのは東陽町あたりだろうか・
これはこれで少しは効果が見込まれるのだろうか?

ただ、まだ構想段階で本当に実現するかどうかはまだまだのレベルみたい。



もっと広い視点での対策はないだろうか?

例えば、国や企業を巻き込んでの、フレックス推進。

ただ、フレックスはあまり根付いていないように個人的には思うな。(ついでにフレックス通学もしちゃう?ってのは冗談で。)

さらに、昨今は残業問題も社会問題になってきているので、フレックスはまた見直しが入ってしまうような気も感じている。

あとは・・・東西線沿線の千葉方面のエリアに、企業誘致しちゃうとか。

ちょっと前だと、日本HPや楽天が移転した。(住吉駅と二子玉川駅)
同じように、千葉方面に大企業の移転の話とかでないかな?



0 件のコメント :

コメントを投稿