実は、「テラフォーマーズ」休載中のいま、毎週木曜発売の「ヤングジャンプ」通称「YJ」で最も熱い、漢(おとこ)の漢(おとこ)のための漫画。
それが、「山本 隆一郎」氏の「元ヤン」である。
つい先日、最新刊となる第9巻が発売されたので、少し紹介したい。
山本 隆一郎 x 「元ヤン」
連載開始は、2105年前半なので、もう2年以上もYJで連載中。最初は、あれ?この絵柄しっているなー。またヤンキー漫画かな?という程度だったが、今回も連載開始からすぐにグイグイ引き込まれた。
ちなみに、たいていは、後ろのほうのページでの連載なので、見つけやすい!
しかーし、甘くみてはいけない、内容は、ちょー硬派。
それもそう、なぜなら「山本 隆一郎」氏は・・・「GOLD」や「サムライソルジャー」など、いわゆるヤンキー漫画で有名。
絵柄も好みなので、大好きな漫画家の一人。
さて、話は「元ヤン」に戻して・・・
ざっくりとした「あらすじ」は・・・
かつて地元の街・ワカヤマの“紀伊"を席巻した伝説の不良集団『紀伊浪』の一員として、輝かしい時間を過ごしていた矢沢正次。5年後の現在、彼は立派な“元ヤン"として、自動車教習所で働く平凡ながらも安定した日々を過ごしていた。そんな正次のもとに届いたのは、元『紀伊浪』リーダーが事故死した報せ、そして、地元が隣国“伊勢"に攻め込まれているという噂だった──。 (Amazon「商品の説明」より)さー、でました、「伝説の不良集団」というキーワード。
さらに少し補足すると、「平成の五大老」、「不良戦国時代」など、これらにピンときたら、もう!読んだほうがいい。
で、なにがすごいって。
まさに、「地元愛」そして「友達」。
不良漫画 + 地元愛 + 友達
元「紀伊浪」メンバーだけなく、敵国(敵チーム)にも五大老含めて、非常に魅力的な登場人物が多数登場する。
な~の~に~、キャラの描き分けが非常によくできているためか、非常に読みやすい。
新しい敵が登場 → 喧嘩 → 決着 → 友情 → 新しい敵が登場.....
というお決まりパターンの流れなんだけど、基本ストーリーがよく練られているせいか、またテンポが非常によいためか、グイグイ引き込まれる。
適度に笑えて、そして、熱くなって、泣けて、と。
そう、冒頭にも書いたが、いい年になったオッサンにこそ、ぜひ、ぜひ、読んで欲しい漫画だ。
ちなみに、最初に「水戸」を攻略し、次に「薩摩」で最後の頂上決戦を・・・という流れまできたところで・・・・!?というのが今回の第9巻!
この漫画、今のところ、無駄もないし、綺麗に伏線も回収してもらっている。
ぜひ、この勢いで続けて欲しいと思う!
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