[こどものとも年少版] 2018年11月号「のってみたいな」を読んだ感想。

久々の「こどものとも(年少版)」のレビューです。



11月号、ずばり、表紙に惹かれました。


こどものとも 年少版 11月号
作者、たむら しげる
福音館書店



ところで、「こどものとも」の年少版、通算500号みたいです。

上に「500号」って書かれているの、分かりますか?





おめでとうございます!



さて、内容ですが、表紙に、「くじら」のような乗り物が描かれているので、この「くじら」みたいな乗り物に乗って、どこかに冒険にでかけるお話かと思いました。

右側には、リュックを背負ったブリキ人形や、トランクケースを持ったおじさん、そしてソフトバンク犬みたいな犬が見えますので、彼らの冒険が描かれているのか、と。









中を開いて分かったのは、それは違う、ということ。


見開きに、1つの題材で、想像の乗り物が描かれています。



例えば、この見開きページは、「月」の乗り物。

「のってみたいな」という定番のセリフと、「みんなでいこう ゆめのくに」といったように、乗り物にちなんだ一言が書かれてます。







絵柄の雰囲気とすごくよくあって、なんだかやさしい気持ちになれます。

どのページも、乗り物だけではなく、まわりの描写、背景までよく描かれていますので、最初は気づかなくても、2度目、3度目の読み直しの際には、「あっ!」と気づくようなところもいろいろとあり、何度読んでも楽しめます。

そして、なんといっても、やはりこのやさしい絵柄ですね。

色鉛筆のやさしい雰囲気が大好きです。




最後に、作者のたむらしげるさんの絵本の中から、
私の好きな絵本を、古い作品から1冊と新しい作品から1冊、下に紹介させていただきます。

「よるのおと」、おすすめです。作者の世界観が楽しめます。







おしまい。


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