賞味期限が迫っているということで、保存食(非常食?)をもらいました。
こちらです。
「尾西のわかめごはん」です。
水なら60分、お湯なら15分、で出来上がりです。
まあ普通なら「お湯」で、非常時の場合は手に入りやすい「水」で作ることになるでしょう。
ところで、尾西食品のHPをみていたら、驚きました。
なんと、日本軍からの依頼で研究が開始されたとのこと!
こちらです。
「尾西のわかめごはん」です。
水またはお湯を注いで、できあがり。
水なら60分、お湯なら15分、で出来上がりです。
まあ普通なら「お湯」で、非常時の場合は手に入りやすい「水」で作ることになるでしょう。
ところで、尾西食品のHPをみていたら、驚きました。
なんと、日本軍からの依頼で研究が開始されたとのこと!
昭和18年(1943年)、大阪大学産業科学研究所の(故)二国博士は当社の乾燥粉末と、オランダの物理学者カッツ博士のデンプン回析とを結びつけ、当社のデンプン加工食品は優れた食品であることを証明しました。
その翌年、軍から「炊かずに食べられるご飯」の開発要求があり、当社と同博士は、共同でアルファ米の製品化に着手成功させました。こうして誕生したアルファ米は、終戦までに6,200トン(7千万食分)を納め、「もちの素」等まで含めると27,300トン(約3億食分)が軍事食糧として供されました。(尾西食品HPより)
ちなみに、尾西食品は1932年の創業で、創業するなり、軍糧食を扱っていたようです。
満州事変が1931年ということを考えると、まあ想像できる需要ですね。
さて、裏をみてみます。
品名が「アルファ米 わかめごはん」とあります。
アルファ米ってなんでしょう?
「アルファ(α)」っていうのは、でんぷんの状態です。
ところで、アルファ(α)っていうぐらいだから、ベータ(β)とかもあるの?
はい、実は、あります(笑)
生米の状態がβでんぷん、炊きあがったごはんの状態がαでんぷんです。
ちなみに、α化の状態の米とは、炊いたご飯を(熱風で)急速乾燥させたもののことです。
(通常、炊いたご飯をそのままにすると、でんぷんの状態はβ化していきます。)
さて、話を戻して。
で、今回は水ではなくお湯で作ってみたわけですが、これ、ごはん茶碗に入れて食卓にだされたら、普通にわかめごはんと間違えてしまいますね、といったレベルの出来栄えだと感じました。(ちょっと褒めすぎ?)
これ、常温で5年間も保存がきくようですので、主な用途は災害用の非常食かもしれませんが、この手軽さ(調理やすさ)を考えると、アウトドア・登山や海外旅行にも良いですね。
この中にお湯を入れると、底が少し開いて、自立するようにできていますので、お皿やお椀がなくても、このパックのまま食べることも可能といえば可能ですし。
フリーズドライの味噌汁だと器が必要ですが、これは器もいらないですし、またお湯(または水)を多めに入れれば、「おかゆ」みたいは仕上がりにもなりますので、寒い時には重宝しそうです。
ちなみに、「わかめごはん」以外にも「赤飯」とか「五目ごはん」とかバリエーションもあるようです。
おしまい。
品名が「アルファ米 わかめごはん」とあります。
アルファ米ってなんでしょう?
「アルファ(α)」っていうのは、でんぷんの状態です。
ところで、アルファ(α)っていうぐらいだから、ベータ(β)とかもあるの?
はい、実は、あります(笑)
ちなみに、α化の状態の米とは、炊いたご飯を(熱風で)急速乾燥させたもののことです。
(通常、炊いたご飯をそのままにすると、でんぷんの状態はβ化していきます。)
さて、話を戻して。
で、今回は水ではなくお湯で作ってみたわけですが、これ、ごはん茶碗に入れて食卓にだされたら、普通にわかめごはんと間違えてしまいますね、といったレベルの出来栄えだと感じました。(ちょっと褒めすぎ?)
これ、常温で5年間も保存がきくようですので、主な用途は災害用の非常食かもしれませんが、この手軽さ(調理やすさ)を考えると、アウトドア・登山や海外旅行にも良いですね。
この中にお湯を入れると、底が少し開いて、自立するようにできていますので、お皿やお椀がなくても、このパックのまま食べることも可能といえば可能ですし。
フリーズドライの味噌汁だと器が必要ですが、これは器もいらないですし、またお湯(または水)を多めに入れれば、「おかゆ」みたいは仕上がりにもなりますので、寒い時には重宝しそうです。
ちなみに、「わかめごはん」以外にも「赤飯」とか「五目ごはん」とかバリエーションもあるようです。
おしまい。
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