[かがくのとも] 2018年3月号「かもつせんのいちにち」感想。

3月号です。

「かもつせんの一日」谷川夏樹さく


乗り物好きの子供におすすめです。

というのも、「かがくのとも」の乗り物系はハズレがないです。



港にとまった貨物船が、荷物を積み込んで、工場のある別の港に行き、積み下ろし、そしてまた別の港に旅たつところで物語りは終わります。

その間、船の上で働く人たちの様子や、夜の航海などが、生き生きと描かれています。

もちろん、航海の前後での、荷物の積み込み、積み下ろしなども、描かれており、さらに、今回の荷物であるコイルが、工場に届けられた後に、工場でどのように加工されるのか、といったところまで描かれています。





最後に一点だけ。

今回の「かがくのとも」は、でてくる単語がちょっと専門用語で難しい印象を持ちました。
ただ、その代わりに、裏表紙の内側に、ちゃんと語句ページがありました。




作者の「谷川夏樹」さんですが、コンテナをテーマにした作家活動をされているようです。

また「たにがわなつき 」名で、絵本も書かれています。こちらもテーマは「コンテナ」。



おしまい。



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